一生、愛してる。 [JW] [青×黄]

気分 ページ33

[黄side]


突然ですが、
今日の俺はとってもイチャイチャしたい気分です。

たまにあらへん？
急に特定の人にめっちゃくっつきたくなる日。
その次の日は別にそうでもないのに、みたいな。
俺、今日そうみたいやねん。

しかーし。
本日は7人でのお仕事やから、
表立ってイチャつくことは出来ません。
やけど、俺はもうどうしようもないくらい
流星にくっつきたくてたまらへん。

なので、上手にやってやろうと思います。



〜・〜・〜


いつもより遅めに楽屋入りすると、
すでに全員そろっていた。
おい遅いやんけ〜！と叫びながら
飛びかかってくるしげをどうにか抑えて、
端の方で1人パチカを演奏する流星の元へ行く。

後ろからぎゅっと抱きつくと、
流星はゆっくり動きを止めた。

青「ん、だれ…って、へ？ 淳太？」

振り向いて目が合った瞬間、
ぽかんと間抜けな顔になる。
んふ、かわええな。

黄「おはよ」

よりしっかり抱きしめると、
流星は困惑した表情を浮かべた。
先程まで軽快な音を鳴らしていた右手が
手持ち無沙汰に宙を漂っている。

黄「あ、ええよ、そのままパチカしてて。
別に相手せんでええし」

青「え、あ、おん…？」

流星は困惑した顔のままパチカを奏で始める。

黄「…あ、やっぱうるさいからやめて」

青「えぇ…？」

緑「、ぶはっ！
ちょお淳太、どないしたん？笑
今日めっちゃ流星に絡むやん笑」

その様子をずっと見ていたらしい神ちゃんが、
吹き出して笑いながらこちらへやってきた。

黄「なんかなぁ、俺今日めっちゃ流星の気分やねん」

緑「あー、そうゆうことね」

青「え、わかんの？ それで伝わんの？」

緑「わかるよー、あるもんそーゆー時」

桃「それ俺もわかるー！
俺今日はまちゃんの気分やもん！」

紫「のんすけはいつもやろー、ってこら、
服めくんな！腹筋をつつくな！
もぉー、絡み方わけわからんてぇ！」

緑「ふふ笑
でも今日の淳太、のんちゃんみたいやね。
甘えん坊さんや」

黄「神ちゃんが言うと可愛らしい感じするなぁ。
そう、今日の俺は甘えん坊さん♡」

青「んぁ、いや、えー…？」

橙「流星めっちゃ戸惑っとるやん笑」

赤「おい、もうそろそろ時間やから行くぞ」

桃「まぁまぁしげー、嫉妬すんなってぇ〜」

赤「しとらんわそんなもん！」

ギャイギャイ騒ぎながら楽屋を出て
スタジオにみんなで向かう。

どうや。俺やるやろ？
冗談っぽくしつつ、自分の欲も満たすというね。
まぁ流星はよぉわかっとらん顔しとるけどな笑

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