一生、愛してる。 [JW] [青×黄]

続・学ラン ページ29

[黄side]


黄「…おい、流星…」

青「あ、気付いたぁ？」

黄「テーブルのど真ん中置かれたら嫌でも見るて…」

午前は別々の仕事やったけど午後はお互い空いてて、
流星が家来てほしいって言うから来てんけど。

リビングのテーブルのど真ん中には、
学生服が2セット置いてあった。

青「この前、撮影で学ラン来たやん？
あん時の淳太めっちゃ可愛かったし、
淳太も俺の制服姿気に入ってたみたいやし、
家でゆっくり堪能し合いたいなーと思ってんよ」

黄「…それで、買うたん？」

青「おん」

黄「いやお前っ、マジであほちゃう！？
こんなもんただのプレイの一環やないか！」

青「うわお、淳太ってば大胆〜」

黄「買うという行動に出とるお前が言うな！」

ちゃんとサイズは確認したから着れると思うでー、と
流星は服を広げて自分に当てがいながら笑う。

青「はい、これ淳太の分」

黄「え、ほんまに着んの？」

青「ほんまに着るよ」

黄「絶っ対嫌や」

青「俺は着るし」

黄「知らんわ、好きにしろ変態」

青「まーまーまーまー、とにかく着てきて？」

黄「ちょっ…お前ほんまに、っ！」

流星が服を俺に持たせて部屋へと押し進める。
抵抗しようと振り向くと、
顎を掴まれて深く口付けをされた。

黄「、っ… はぁっ…」

青「言うこと聞かん子ぉには、
お仕置きせなあかんくなるやん」

流星は瞳をきゅるんとさせてこちらを見つめる。
さも俺が悪いかのような言い方と態度。
こうなると流星はほんまにめんどくさい。
一回着ればそれだけでええんや、と
自分に言い聞かせ、ため息をついた。

黄「わかった、着るから。あっち行けばか」

青「あ、今のばかって可愛い、もっかい言って」

黄「はよ散れ！！」

部屋のドアをスパーンと勢いよく閉める。
外から聞こえてくる楽しそうな鼻声は無視しつつ、
俺は服を着替え始めた。



〜・〜・〜


黄「着替え終わったけど」

青「ちょお待て、速攻出てくんなよ！
もうちょっと恥じらい持てや〜」

黄「一回着とんねんから恥じらいも何もないわ」

流星はぶーぶーと口を尖らせるが
なんだかんだ着替え終わっていた。
言うて学ランのボタン閉めとらんけど。

青「てか淳太、何で1番上までボタン閉めてんの？」

黄「そーゆーもんやろ」

青「優等生やなぁ笑
…でも、あれよな」

流星は俺の頰を撫でてニヤリと笑った。

青「脱がす楽しみあるから、ええな」

黄「…お前今日テンションぶっ壊れてへん？」

青「今結構楽しい」

黄「ヤバいな」

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