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一段落ついたところで、
ちょうど他のメンバーもやってきた。
俺が口元に人差し指を立てると、2人は静かに頷く。
こんなん言うたら望辺りが騒ぎ出しそうやからな。
淳太のあんな姿はみんなに見られたくないし。
しげがはまちゃんに絡みに行って、
また楽屋は笑い声で溢れかえる。
うん、心地ええ空気やわ。
俺が鞄からパチカを取り出して演奏し出すと、
みんなに またやるんか！ って突っ込まれたけど。
仕事は順調に進んで、
少し早めに帰れることになった。
楽屋でみんなが帰り支度をしているのを
ぼんやりと眺める。
神ちゃんと談笑していた淳太は、
コートを羽織ると俺の方へ寄ってきた。
黄「ほな、行こか」
青「おん」
今日は淳太の家で飯食う約束しとってん。
俺が立ち上がると、淳太はふわりと優しく微笑む。
そんな愛おしそうにしてたらバレるで？笑
赤「…おい、淳太ぁ、
襲われへんよう気ぃつけや？笑」
楽屋を出ようとするとしげが近寄ってきて、
ニヤニヤしながらぼそっと語りかけた。
黄「あほか！あんなんするんお前だけやろ！」
カッと赤くなった淳太は、小声でしげを制する。
しげはニヤニヤしっぱなし。
青「俺はせんよ笑 でもしげもしたあかんで？笑」
赤「ほいほーい笑 お気をつけてぇ〜笑」
黄「なんやねんそれ！」
しげはケラケラと笑いながら離れていく。
淳太は頬を膨らませてぷんぷんしながら、
もう行こ！と言って扉を開けた。
家に着いて携帯を開くと、
しげからメールが来ていたことに気付いた。
『なぁ流星、多分やけど、淳太って男の恋人的なん
おるんやと思うねん』
『あの反応は確実に誰かに色々されとるからやで』
『やからさ、あんまその恋人さん？に嫉妬される
ようなことせんように気ぃつけや』
…半分正解、半分不正解やな。
青「淳太、これ見て」
黄「ん？ …え、これ、しげから？ え？」
淳太は画面と俺を交互に見る。
戸惑ってる淳太っておもろいなぁ笑
青「まぁ、あの反応はなー。そう思うわなぁ」
黄「っ、お前のせいやろ！？」
青「ん？笑」
黄「流星がっ、俺に色々…するからやん…」
淳太の声がどんどん小さくなっていく。
それと同時に、耳まで赤く染め上がっていった。
青「色々って何？ はっきり言ってぇや」
黄「〜っ、もう！！ ほんまなんなんお前！！」
淳太はお酒をぐいっと飲み干した。
青「んははっ、かわい〜」
黄「うっさいあほ！」
青「ふふ…」
黄「、！」
怒る淳太をぐっと引き寄せ、キスをする。
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とも(プロフ) - いつも更新を楽しみにしていました。かわいくてもどかしくて少し悲しくてでも愛に満ちていて、読んでいて幸せでした。大好きです！続きがあるとのこと、お待ちしています。 (2021年1月10日 17時) (
レス) id: ecd8d176d9 (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2021年1月10日 2時) (レス) id: 22d3e69b05 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - あ、 、、ちょっと泣きそうになりました...ほんとに大好きなお話です！これからもずっと読ませてください！ (2021年1月9日 7時) (レス) id: 5329dbae7e (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - この後の展開も楽しみです！ (2021年1月8日 19時) (レス) id: 22d3e69b05 (このIDを非表示/違反報告)
じ ゅ が 。(プロフ) - 喧嘩のとこで別れた時は本当に泣きそうになっちゃいました 笑 仲直りして 、 結婚までいけて嬉しすぎます 笑 つい感情移入しちゃうぐらいリアルでとてもきゅんきゅんします 笑 有難う御座いますっ (2021年1月8日 19時) (レス) id: 2da2fede4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2020年11月6日 22時
