48話 ページ50
━キバナsaid━
「まぁ、全治１週間ですね」
そう医者に言われた。左腕は、骨のヒビもなく少し押すだけで痛む程度で済んだ。不幸中の幸いと言うべきか。
病室を出て、ロビーへ向かった。窓の外をフッと見ると見慣れた二人がいた。あれは、カルネとA？見るかぎりバトルをしているようだ。すると、彼女はニンフィアと一緒にバトルをしていた。
彼女を見て目を奪われた。銀色の髪が、太陽の光に照らされ、キラキラと白く輝いていた。赤と青のオッドアイは、夕焼けと深い海のような美しい瞳。ずっと、見ていたいと思ってしまう。
あれ？どうしたんだ、俺は？そう思いつつも、彼女とカルネがいる場所に向かった。彼女達の元に行くと、もうすでに決着はついたようだ。
「……私の負けね。」
そう言い、カルネはサーナイトをモンスターボールに戻した。そして、カルネは彼女を見て微笑んだ。
「貴方の決意、しっかり見たわ。そして、ニンフィアとの息の合ったバトル、とても良かったわ」
「いえ、ニンフィアが答えてくれたから」
そう彼女は、消極的な言葉は言う。すると、カルネは横に首を振った。
「確かに、ニンフィアが答えてくれたと思うけど、貴方がニンフィアに答えてくれたから私に勝てたの。これは、お互いの意志が通じたから勝てたの。だから、自信を持って良いわ」
そうカルネは言うと、彼女は強く頷いた。
「勝ったんだな、A」
そう言うと、彼女は俺を見た途端、心配そうな顔をした。
「…キバナ！怪我は？！大丈夫なの？！」
そう言い、彼女は俺の元に駆けつけた。すると、ニンフィアも心配して駆けつけた。俺は、苦笑しながら言った。
「対した怪我じゃないって言ってたぜ。」
そう言うと、彼女とニンフィアは安心した顔を浮かべた。すると、カルネは彼女に言った。
「ねぇ、A。良かったら、カロスのチャンピオンにならないかしら？」
その言葉を聞いた彼女は、一瞬驚いた顔をした。そして、彼女はカルネにこう告げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ポケットモンスター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (
レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます！読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナノセンチメンタル | 作成日時：2019年12月20日 21時
