42話 ページ44
━キバナsaid━
俺はモンスターボールを投げた。モンスターボールから出てきたのはジュラルドンだ。
すると、サザンドラは大きく吠えた。まるで、飢えているように。長期戦はなるべく避けた方が良い。Aもニンフィアも、精神も体にも負担が大きい。そう思い、俺は指示を出した。
「ジュラルドン、ストーンエッジ！」
そう言うと、ジュラルドンは鳴き技を繰り出した。しかし、サザンドラは技を次々と避ける。そして、サザンドラはラスターカノンを放った。
「避けてから、アイアンヘッド！」
そう指示をすると、ジュラルドンはラスターカノンを避け、サザンドラに向けてアイアンヘッドを繰り出した。アイアンヘッドの技が当たり、サザンドラの体がグラッとふらつく。
「ジュラルドン、ドラゴンクロー！」
ジュラルドンは頷くとサザンドラに向けてドラゴンクローを繰り出した。サザンドラは、ジュラルドンに向けてはかいこうせんをしようとしたが、ジュラルドンの技が当たりサザンドラは崩れ落ちるように倒れた。
「…………勝ったのか？」
勝った実感がしないままいると、あることに気付いた。ニンフィアだ。そう思い見ると、彼女は泣きじゃくりながら、照明灯を動かそうとしていた。
「ジュラルドン、照明灯を動かしてくれ！」
そう言うと、ジュラルドンは小さく頷き、照明灯を動かした。すると、ニンフィアの体は照明灯のせいで押し潰されていた。
「…………ニンフィア？……起きて？…ねぇ……起きてよ…！」
彼女は、言葉を詰まらせながらもニンフィアに呼び掛けた。しかし、ニンフィアは呼び掛けに答えなかった。ニンフィアの呼吸もか細くなっていた。
「ポケモンセンターに行くぞ、A。ニンフィアは頼んだ。俺は、サザンドラ達をボールに戻す。」
そう言うと、彼女は小さく頷き、サザンドラ達が入っていたモンスターボールを渡した。
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ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (
レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます！読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノセンチメンタル | 作成日時：2019年12月20日 21時
