38話 ページ40
━キバナsaid━
「イーブイ？！」
イーブイは、ふらつきながらその場に立つ。手当てしてくれた右足の包帯は解けていた。なんて、無茶なことを……！そう思っていると、彼女は滑稽そうにイーブイを見た。
「あぁ、そんなにふらついてなんて憐れなの？黙って外野で大人しく彼が叩き潰されるのを見ていれば良いのに。弱い者は、外にいることね。」
そう言い、彼女は仁王立ちした。鋭い目で、俺とイーブイを睨み付ける。
「私の邪魔するなんて……。恥を知りなさい！」
そう彼女が言い放つと、サザンドラは上へと飛んだ。
「強さを見せつけなさい！サザンドラ、ラスターカノン！」
サザンドラは、力をためラスターカノンを放つ。傷が完全に癒えてないイーブイに容赦なく撃つとは……！とりあえず、突破口が見つかるまで回避しなければ…！
「イーブイ、避けろ！」
そう言うと、イーブイは攻撃を避ける。しかし、避けた後右足に痛みを生じたのかイーブイは苦しそうな表情を見せる。長時間の戦いは避けた方が良いな……
そう思った瞬間、彼女はそれを見ていたのか彼女はサザンドラに指示を出す。
「サザンドラ、右足に向けてかみくだく！」
「でんこうせっかで避けろ！」
そう指示を出すが、イーブイは動かなかった。何故だ。それでは、まるで右足を犠牲にするようなことじゃないか…！そう思っていると、サザンドラはイーブイの右足を噛みつく。少しずつ力が加わり、イーブイは小さな悲鳴をあげる。すると、イーブイは大きく体を動かし、尻尾を振り下ろす。あれは、アイアンテールか！
見事にサザンドラに当たり、サザンドラはフラッとよろめいた。その瞬間、イーブイの右足は解放された。
「イーブイ、でんこうせっか！」
そう指示を出すとイーブイは素早く動き、サザンドラに体当たりした。サザンドラは、攻撃を食らったが一向に倒れない。
「ねぇ、これで勝てると思う？思い上がるな、下級ども！私の、邪魔をするな！」
そう彼女が吼えると、サザンドラはイーブイに一瞬に近づき、至近距離でラスターカノンを放つ。至近距離でもあり、イーブイはバタリと倒れた。俺は、急いでイーブイの元へ近づいた。しかし、サザンドラが行く手を阻む。こんな時に……！すると、イーブイの体が薄く輝きだした。
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ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (
レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます！読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノセンチメンタル | 作成日時：2019年12月20日 21時
