HERO.146 ページ14
「君ら、ヒーロー殺しに遭遇したんだってね。
体育祭に続いて注目を浴びる要素ばかり増えていくよねA組って。
ただその注目って決して期待値とかじゃなくてトラブルを引き付ける的なものだよね。
あー怖い！いつか君達が呼ぶトラブルに巻き込まれて僕らにまで被害が及ぶかもしれないなぁ！あぁ怖…………ふっ！！」
「シャレにならん。飯田の件、知らないの？」
綺麗な手刀が物間くんの首にヒット。
その見事な手刀を繰り出したのは、物間くんと同じくB組の拳藤さんだった。
(こ、こやつもパイおつでけぇ)
「ごめんなA組。こいつ、心がちょっとあれなんだよ」
『心がちょっとあれなんだ』
まぁ体育祭の時もなんか、A組になんか言ってたらしいし。
その場にはいなくて知らなかったけど。
「あんたらさ、さっき期末の演習試験、不透明とか言ってたよね。
入試んときみたいな対ロボットの実践演習らしいよ」
どうやら、拳藤さんの先輩情報らしい。
『確かに、私の先輩も言ってたなぁ』
「え！？Aちゃんも知ってる先輩おるん？」
『うんまぁ』
なかなか変わった人だけども。
「ズルじゃないよ！そうだきっと前情報の収集も試験の一環に織り込まれてたんだ。そっか先輩に聞けば良かったんだ。なんで気がつかなかったんだ((ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
『緑谷少年、怖いからそれ。初見ビビるからマジで』
ほら見てみろ拳藤さんを。
ビビってるから。
「バカなのかい拳藤。せっかくのアドバンテージを！！
水森さんだけに教えるならまだしも！！」
「え、なんでAちゃん限定なん」
「ココこそ憎きA組を出し抜くチャンスだったんだ。
水森さん以外…！！」
「だからなんでAちゃん限定なん！？」
「憎くはないっつーの。
あぁ、体育祭で惚れたんだってさ。がんばれ水森」
『姉さん、何をどう頑張ればよろしいのだろうか』
「轟ちゃん、顔、すごいわよ」
「わぁ……怖い」
ズルズルと物間くんを引っ張っていく拳藤さん。
それを見て我々が思ったことは、
((B組の姉御的存在なんだな))
『轟くん、怖い。そんなジト目むけないで』
「お前、靡かれんなよ」
『靡かないわ』
((さっさと付きあっちまえお前ら))
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ゆあ - こんばんは。コメント失礼致します。とても素敵な作品で楽しく読ませていただいております！ですが特別編の勝己くんと一緒 3にて「北朝鮮」を表現の一部として使われておりますが、こちらは取り消したほうが良いと思います。国際問題に関することですので。 (2018年5月17日 1時) (
レス) id: 4b4b197e1d (このIDを非表示/違反報告)
ノア - 特別編の3人との話しがもう最高すぎてやばいです！本編もおもしろいです！更新がんばってください！ (2018年3月11日 21時) (レス) id: 42849da78e (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 初めましていきなりですが本編の続き気になりすぎます！！続き早く見たいので更新頑張ってください！！！！！ (2018年2月11日 3時) (レス) id: b07e3f90c5 (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年1月30日 21時) (レス) id: 8ed7a0d951 (このIDを非表示/違反報告)
ルッカ - あぁぁぁぁめっっっちゃ続きが気になる……応援してます！頑張ってください！ (2018年1月4日 0時) (レス) id: e083ca4c6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絞凛 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2017年8月8日 1時
