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悪魔8 ページ9

Aside



午後6時54分
契約の時間まで残り6分



私は言われた通り帰ってきた
一人暮らししているマンションに



5階建ての中層のマンション
私が借りているのは3階の1番端



赤羽カルマにはちゃんと
マンションの住所も部屋番号も教えた



なのに何でいないの?
イライラして部屋を行ったり来たり



7時までに帰ってこいと言った本人が
帰っていないとなると怒るのも当然だ



せっかく友達と甘いものを
満足するまで食べて、いい気分だったのに



連絡しようにも電話番号知らないし
探しに行くにもすれ違いになるかもしれないし



怒りが頂点に達する寸前
インターホンが鳴った



駆け足で玄関に行き思いっきりドアを開ける
そこには赤い悪魔の彼がいた



『遅い』



赤羽「何怒ってんの?
まだ7時じゃないでしょ」



『そうだけど…』



反省していない彼は
まるで自分の家のようにずかずかと上がり込む



気だるそうにあくびしながらリビングへ
ぐるりと部屋を見渡して一言



赤羽「狭っ…」



『うるさいな』



私としては広すぎる家より
これぐらいの家の方が良いと思うんだけどな



きっと彼の家は子どもがかくれんぼや
冒険できるほどの豪邸なのだろう



これから夜は一緒にいないといけない
この性格も悪魔みたいな男性と…



『ご飯食べる?』



赤羽「いらない、外で食べたから。
それに明日からもいらない」



『…』

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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽カルマ , 赤羽業   
作品ジャンル:アニメ
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眺花(プロフ) - 聖奈さん» 完全に作者の妄想が爆発していますが楽しんで下さると嬉しいです。 (2018年12月1日 10時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» ほんとにそうですよね。たまには非現実の恋愛にどっぷりハマるのもいいですよ(*^-^*) (2018年11月30日 16時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» 非現実の恋愛を楽しめるのも夢小説の魅力ですよね。 (2018年11月23日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» 今回も面白かったです!カルマくんにとても恋してる気分になってきました…(笑) (2018年11月18日 17時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» それは良かったです。これからもいいところで止めますよ。 (2018年11月11日 17時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眺花 | 作成日時:2018年10月25日 14時

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