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悪魔1 ページ2

Aside



高2の春
無事に進級できた私は



誰もいない図書室に足を運んだ
職員室で受け取った鍵を差し込む



去年、図書委員で作業をしていた際に
なくしたと思われるペンを探すのが目的



書きやすく気に入っていたペンなので
どうしても諦められなかった



図書室に入りカウンターに手を滑らせる
久しぶりに来た



春の暖かい日差しのおかげで
電気を付けなくても明るい



図書委員や司書の方しか入れない
図書室の奥にある部屋



そこでペンを使っていた記憶がある
先ほどとは違う鍵でドアを開けた



『…』



誰の為に置かれたのかわからなかったソファに
誰かが寝転がっていた



赤い髪の長身な男性
ゆっくり目が合った



学校指定の制服を着ていないし生徒ではない
新任の教師や司書さんかな



「突っ立ってないでこっち来なよ」



そう言ってムクッと起き上がり
占領していたソファにスペースを開ける男性



先生にしては軽い感じ
もしかして不審者?



警戒しながらいつでも逃げられるよう
ドアを開けたまま会話を始めた



『貴方、誰?』



「悪魔だよ」



『…悪魔?』



「信じるか信じないかは君次第だけど」



いきなり悪魔だと言われても
男性の見た目は人間と一緒



悪魔の尻尾でもあれば
説得力があったのに



『ッ…』



いつの間にか後ろに立つ男性
ゲームでいうところの瞬間移動だ



「大事な話をするからドア閉めるよ」

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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽カルマ , 赤羽業   
作品ジャンル:アニメ
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眺花(プロフ) - 聖奈さん» 完全に作者の妄想が爆発していますが楽しんで下さると嬉しいです。 (2018年12月1日 10時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» ほんとにそうですよね。たまには非現実の恋愛にどっぷりハマるのもいいですよ(*^-^*) (2018年11月30日 16時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» 非現実の恋愛を楽しめるのも夢小説の魅力ですよね。 (2018年11月23日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» 今回も面白かったです!カルマくんにとても恋してる気分になってきました…(笑) (2018年11月18日 17時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» それは良かったです。これからもいいところで止めますよ。 (2018年11月11日 17時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眺花 | 作成日時:2018年10月25日 14時

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