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五条「いやぁ、それは自業自得だねぇ」
伏黒「ちゃっかり話聞いて納得しないでくださいよ」
釘崎「いやでもそうなるわよ」
俺は3人の会話を耳で聴きながら、例の女の子を見ていた。
その女の子は友達の会話を聞いているのか少し笑っていた。
そう思っていたが、その子は肩に乗っかっている呪霊の頭を撫でて何か呟いていた。
その呪霊は嬉しそうにその子の手にすりすりと頬を寄せていた。
俺はそれに気づき目を見開いた。
あれは見えている。
きっと呪霊に向けてなにか呟いている。
あの子は呪霊のことを見えているし、存在も知っている。
好意的に一緒にいるに違いないと思った。
虎杖「先生!!」
五条「ん?どしたの?」
虎杖「さっき、、、、、、」
俺はさっきあったことを先生達に伝えると一気に空気が変わった。
釘崎「え、それが本当なら、、」
伏黒「ああ、その先輩が転んだのが本当に事故なのか、自業自得なのかも怪しくなるな」
虎杖「呪霊がしたってことか?」
五条「可能性は高いね。」
伏黒「どうしますか?」
五条「とりあえず、あの子が1人になった時に話しかけてみよう。それと同時にあの子がどんな子なのかも知る必要がある。」
五条先生曰く、一日彼女を見てみるということ。
、、、なんか、ストーカーみたいだけどいいのか。
「あそこにいる人背高くない??」
「え、でも目隠しして変じゃね?」
「目見えてんのかあれ?」
『、、、、、』
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作者名:nano | 作成日時:2021年1月19日 23時