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主side
「うっうっ、元気でな。」
「また二年後、いや、三年後?向かうからさ」
「都会のヤツらいじめんなよ」
『いや最後のなんだよ。』
東京ほにゃらら学校に転校すると決まり、今は元学校の仲間たちが見送りをしてくれている。
まあ、いいヤツらだったよな。
なかなかノリも良かったし。
『悪いな、先に上京して都会満喫してるわ』
「腹立つけどお前らしくて好き」
「タピオカ飲みすぎんなよ」
新幹線が来て仲間たちとお別れの会話をし、いざ東京に向かう。
五条先生から事前に貰っていた指定席に向かった。
えーと、D2、、、。
お、あったと思うと隣に誰かが座っていた。
うわー、相席かよ、、。
まぁしゃあないかぁ、東京向かう新幹線だし。
そう思い席に近づくと
五条「おっ!!来たきた」
『いや先生ですかよ』
五条「ん?なんか、語彙力おかしくない?」
『いやびっくりしただけなんで』
五条「そう??ささ、座って座って」
言われなくとも座りますが!?!
そう言いたい気持ちを抑えて『失礼しまーす』と席に座った。
五条「え、ていうか、初対面とはちょっと対応違くない?なんか、遠慮してる??」
『いやそうでもないです。まあ、先生とわかったので、、、先生には見えませんが』
五条「え、俺若すぎて生徒に見えるってこと?照れるんだけど」
『そのキャラのこと言ってるんですけど!?』
そう言うと、五条先生は「褒められた〜」と嬉しそうにしていた。
いや、褒めてもないけど。
この人、ポジティブ翻訳でも脳で勝手にしてるのだろうか、うん、そう違いない。
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作者名:nano | 作成日時:2021年1月19日 23時