【銀魂】局長の妹は江戸のマドンナなり

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沖田side


土方は今の一連の流れを確実に見ていた。

それで俺がAさんにｱﾚをあげた事に気付いただろう




「土方ｻﾝ、なんでAさんと出かけたんですかィ？」


「...暇人が暇人誘って何が悪りい」



非番の日位は人の好きにさせろ、と言ってそっぽを向いた





___嘘つけ


昨日の夜遅くまで部屋の明かり点いてたじゃねェか

どうせアンタの事だから、書類やってたんだろ、？





「俺に対抗してきたのかと思ったんですけど、違いやしたかィ」


「...ﾃﾒｪなんぞに対抗するかってんだ」





タバコが吸えなくてイライラが募っていくのが目に見える

___もっと募らせろィ





「でもAさんが楽しそうにしてて良かったでさァ」





皆の中心にいる彼女は太陽のようで

まるで俺たちの魂のようで

そこは近藤さんと嫌なぐらい似てる





そんな太陽を、俺は護りたい

姉上を受け入れなかった土方ｺﾉﾔﾛｰには、渡したくない





「...そうだな」









________



『25日はAちゃん、お休みだってお妙が言ってたぞ』



旦那から聞いて正直焦った

その事を知ってて土方はAさんを誘ったのかと思ってたが...


知らなかったのは予想外だった






「アンタといるよりよっぽど楽しそうだ」


「ふ、そうだな」





気に食わねェ

どうしてそこまで平然としてられる


俺は眼中にねェってか、？







___気に食わねぇ








「あんま羽目外すんじゃねぇぞ」



そう言うと、土方は部屋から出て行った





クリスマス篇【完】

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