【銀魂】局長の妹は江戸のマドンナなり

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「なんで私が...！？」


「勝手に人様の部屋に入った罰だ」


「だからってなんで貴方の買い物に付き合わないと...？」




十四郎さんに部屋に呼び出されたと思ったらこの始末

...そんなに部屋に入られたのが嫌だったのかな、




「それに、ﾃﾒｪ以外他に頼む奴いねェから言ってんだ」


"それともこの山積みの資料全部片付ける方がいいか？"と言って、ガン飛ばしてくる




煙草に火をつける

あ、私があげたライター
早速使ってくれてる、嬉しい




「それ、どうしたんですか？」


「サンタだ、朝起きたら枕の横に置いてあった」




そう言って煙を一つ吐き出した

流石の鬼の副長さんでも、サンタの正体には気づいてないみたい




「どんだけマヨネーズ好きなんですか」


「うるせェ、明日の午後出るぞ、分かったな？」



出てった出てったと言わんばかりに

彼は書類に目を通しながら私を手で追い払うようにした





なんなのこの人、本当意味不明。



彼に聞こえる様に
少し大きな溜息をついて部屋を出た




まあちょっと楽しみかも...なんて。























.


.


「てな訳で旦那ァ、明日迎えに行くんで」




沖田はそう言い、電話を切った

それと同時に廊下の向こうから山崎が走ってきた





「沖田隊長！やっぱり副長は黒でした！Aさんにデートの約束を！」


「思った通りでさァ」


「2人が出かけるの知っておいてこのまま指咥えて見てるんですか！？」




「そんな事ァ言も言ってねぇぜ山崎、」







そう言うと沖田は歩いて行ってしまった

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