19 ページ21
土方side
「今年もサンタが来たぞ!」
12月24日の朝
毎年決まってこいつらはガキみたいにハシャぐ
「アンパンがこんなにもぉーー!涙」
「ハッハッハッ!見ろ!俺のプレゼントはバナナとふんどしだぞ!」
近藤さんはこのクッソ寒ぃ中
ふんどし一丁で仁王立ちをしている
「お妙さんを頼んだのになぁ!ハッハッハッ!」
...Aと血が繋がってるとは思いたくねェ
ちなみに俺のはマヨネーズ型のライターだ
サンタの奴いいセンスしてやがる
いや...サンタと言っていいのだろうか
Aに突き飛ばされた後、
これを見つけてしまい、興奮して寝られなくなった
その時、総悟の部屋から話し声が聞こえた。
Aと総悟、2人の声
"似合う"だの、"ありがとう"だの...
アイツ絶対ェAになんかあげたよな
____イライラする。無性に気分が悪い
それを抑える為
早速マヨライターを使って煙草に火をつけた
「もしかしてそれ、サンタからのプレゼントですかィ?」
「正確に言うとAからのな」
仕事で朝帰りのアイツは今頃寝てるだろう
「土方さんでも気づきやしたか」
そう言うと総悟は俺の隣に座った
コイツは結構前から知っていた様だ。
「Aに何あげたんだ」
「へー珍しい。土方さんがそんな事聞いてくるなんて」
「...て言うかアンタ、盗み聞きしてたんで?相変わらずクソヤローだな」
つけ足して言ってくる
「聞きたくて聞いたんじゃねェ。聞こえたんだ」
いつの間にか1本目を吸い終わっていた
「...俺ァ本気ですぜ、土方さん」
「、なんの話だ」
「とぼけるんじゃねェですぜ。Aさんの事、どう思ってるんで?」
俺を見定めるような目で見てくる
「アイツは...近藤さんの妹ってだけだろ」
それ以上でも、それ以下でもない
総悟も、アイツの事を姉の様に慕っているのだと思っていた。
でも___違えらしい。
「変な意地張りやがって。貧乏ゆすり、激しくなってますぜ」
「...それが何だってんだ、」
「自分の癖ぐらい自分で把握しといてくだせェ」
総悟は立ち上がり、部屋を出て行った
イライラすると貧乏ゆすりがひどくなる
んなこたァ分かってんだよ__
188人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なんぱん(プロフ) - 眠都さん» ご指摘ありがとうございます!更新の励みです!ありがとうございます!! (2020年5月25日 12時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
眠都 - すっごくごめんなさい。本当にごめんなさい。私生粋のバンギャなのでツッコみますが、ヘッドバンクじゃなくてヘッドバンキング(ヘドバン)ですよ!でも何でもいいや。この作品凄く面白いので!(^^) (2020年5月25日 2時) (レス) id: 1ae63c8e97 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 木乃伊さん» コメントありがとうございます!!嬉しい限りです!泣 頑張ります! (2020年5月14日 23時) (レス) id: 968b5c5eb6 (このIDを非表示/違反報告)
木乃伊(プロフ) - とっっても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年5月14日 22時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 光華さん» 土方さんのリクエストありがとうございます!!これからストーリー考えていくので更新できるの待って下さると嬉しいです!! (2020年5月14日 19時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なんぱん | 作成日時:2020年5月10日 0時