26 ページ26
佐久間さんの手によってどんどん
私の髪の毛が綺麗になっていくのが分かる
ドライヤーの音が止まって
「すごい、ツヤツヤで綺麗、！」
『ちっちっちっ！
これだけでもちょーかわいいんだけど
実はまだ終わんないんだよねー！』
人差し指をフリフリしながら
その発言に驚いてしまう
「こんなに素敵なのに
まだ終わらないんですか！？」
『むふふ、まあまあ！！！
俺がいいよって言うまで目閉じててよ』
鼻歌を歌いながら
私の髪の毛を触る佐久間さん
「もう開けても大丈夫ですか？」
『だめーーー！！！』
顔周りにある手の気配が
慣れなくて少しだけ恥ずかしい
『おーし！完璧！！
Aちゃん目開けてもいいよ！』
佐久間さんのその明るい声で
鏡の中の自分を見る為にゆっくり目を開ける
「えっ…」
言葉を失った私を見て
佐久間さんが慌てた様子で顔を覗き込む。
『ちょ、ちょっと待って！？
やばいやばい！あんまり好みじゃなかった！？
俺、失敗しちゃった！？』
両手を頭の後ろにやりながら
オーバーリアクションをする
佐久間さんが面白くて笑ってしまう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 547人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もち(プロフ) - あこさん» 初めまして☺️読んでいただいてありがとうございます(；；)♡とっても嬉しいです🫶🏻 (12月15日 13時) (
レス) id: badd19edb5 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - 応援してます！ (12月15日 2時) (レス) id: 039773972f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もち | 作成日時：2024年12月10日 16時
