▽ 02 ページ5
〔 michieda side 〕
「 みっちー、ごめんね… 」
道「 え、」
「 迷惑かけて… 」
そう言って、何回も謝るAちゃん
後輩の僕に頼ることになった罪悪感からなのか、
単に迷惑をかけてしまったことに対してなのか、
謝ってる理由なんて今はどうでもいいけど…
今の僕が言えることは、
.
道「 俺をもっと頼ってくださいよ… 」
「 …っ 」
道「 もう俺も高校生なんです…
出会った頃の頼りない俺じゃないんですから 」
「 みっちー… 」
道「 謝る気力があるなら、俺にもっと甘えてください 」
自分でも照れてしまうほどの言葉を
言ってしまった恥ずかしさがバレないように
僕の肩にもたれるAちゃんを、
ぐっと自分の方に引き寄せた
.
道「 僕はAちゃんの力になりたいんです…っ 」
そう言って、
Aちゃんの頭を数回撫でたら
びっくりしたのかピクッと肩を震わせた
でもそんなAちゃんも一瞬で、
「 ありがとう…みっちー 」
こっちを向いたかと思ったら、
弱々しくも優しい笑顔でそんなことを言うから…
道「 も、毛布…！もらってきます…っ 」
動揺してるのがバレバレな
口実を言ってしまうんよなあ…
.
.
.
( みっちー、熱うつったらごめん )
( 大丈夫です、10代なんですぐに治ります )
( じゃあ、全部熱もっていって )
( 嫌です )
.
.
弥生呉羽 様
リクエストありがとうございました！
いかがでしたでしょうか…？？
うまくお応えできていれば幸いです！
.
.
03でもリクエストやお気入り追加、
お星さま 等 お待ちしております〜！
よろしくお願いいたします ＊*
▽ こっそりと観劇→←▽ なんとかしなければ ¨michieda¨ rq
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作者名：オカユ
| 作成日時：2019年7月11日 17時
