▽ 02 ページ11
〔 takahashi side 〕
「 ホラー映画見やん？ 」
恭「 お家デートっぽいっすね 」
「 そういうわではないー 」
そう言いながらも、
ワクワクした顔でDVDをセットして、
部屋も暗くしたと思ったら
しれっと俺の隣に座るAちゃん
恭「 映画見るときはこっち座るんすね 」
「 怖いやん！後ろに誰かいそうで！ 」
恭「 ビビりっすねー 」
俺の隣でクッションを抱いて、
ソファの上でちっちゃく三角座りをするAちゃんが
かわいくて愛おしくてたまらない
.
「 っ、わあ！怖い！ 」
恭「 いきなりおっきい声出さんとってください！ 」
「 だって…っ、ほらあ！ 」
暗い部屋で見るホラー映画は
普通に見るより何倍も怖いけど、
そのたびに肩をビクッとさせて
クッションに顔を埋めるAちゃんが子供で、
思わずクスッと笑ってしまう
.
恭「 ほんまビビりっすね 」
「 っ、きょへちゃん…？ 」
ホラー映画が流れる暗い部屋
はっきりとは見えないお互いの顔
それをいいことに、
Aちゃんの肩に腕を回して
グッと自分の方に引き寄せる
.
恭「 ビビりまくるAちゃんが悪いんすよ… 」
聞こえるか聞こえんかぐらいの声でそう言って、
Aちゃんの肩を引き寄せてから数十分
一向に反応も返事もないのが不思議で
ちらっとAちゃんの方を見てみたら、
.
恭「 …寝てるやん… 」
「 … 」
俺の肩で寝息を立てながら、
相変わらずぎゅっとクッションを抱きながら
気持ちよさそうに眠るAちゃん
さっき俺が言ったことは届いてないんかな
と思ったら、ちょっとさみしいけど
みんなには見せてない顔を
俺に見せてくれてるみたいで…
もっとAちゃんを引き寄せて俺も目を閉じた
.
.
.
( あ、起きました？ )
( え、今何時…？ )
( 夕方の５時っすね )
( せっかくの休日が… )
.
.
平北パンダ 様
リクエストありがとうございました！
恭平くんとのお家デートになっております＊*
もっと甘くしたかったんですが実力不足です…
すみません ( ｉ _ ｉ )
▽ 同期の喧嘩は熾烈 ¨ohashi¨ rq→←▽ お家きました ¨takahashi¨ rq
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1035人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：オカユ
| 作成日時：2019年7月11日 17時
