▽ とめたいけど ¨michieda¨ ページ17
〔 michieda side 〕
流「 Aちゃん、口にチョコレートついてる 」
「 うそっ 」
流「 拭いてあげるからこっち向いて？ 」
「 ん、ありがとう 」
目の前で繰り広げられる
流星くんとAちゃんのやり取り
流「 こっちにもついてるやんか 」
「 美味しくて夢中で食べてたからかな 」
流「 おっちょこちょいやね、もうっ 」
なんなんさっきからずっと
Aちゃんは僕の背中に乗ってきたり、
この中ではスキンシップが多い方やと思ってたけど
最近の流星くんとAちゃんはちょっと違う
ひっつきすぎやし、いちゃいちゃ感たっぷり。
大「 ぼーっと見つめてどうしたん 」
道「 どう思います？あのふたり 」
大「 あー、放っとき 」
大吾くんは放っときって言うけど、
僕は今すぐにでもやめさせたい！
というよりやめてほしい！
ふたりだけって感じの
甘い雰囲気が見ててつらいし
…ちょっとだけ、恥ずかしい
.
道「 …っ、流星くん！Aちゃん！ 」
流「 んー？ 」
「 みっちー、どしたん 」
道「 そのぉ…っ 」
勢いで声をかけてしまったけど、
ぽかんとした顔で見つめてくるふたりに思考が止まる
流「 みっちー？ 」
「 おーい、みっちー？ 」
たかだか、
いちゃいちゃすんのやめてください
ってセリフが言われへん
ただの意気地なしやん！もーーー！！
道「 っ、もういいです！ 」
流「 ？？ 」
「 なんやったん？ 」
楽屋を飛び出す時に
ケラケラと笑う大吾くんと目が合った気がした
.
.
.
( 頭真っ白なったやろ )
( 大吾くん笑わんとってくださいよ… )
( やって面白かったもん〜 )
( ふたりに見つめられたら頭真っ白なりました )
( かわいい顔のふたりに見られたら無理なるよな )
( んーーー、もう！ )
.
▽ マンネだけでは ¨nagao¨→←▽ 無理なものは無理 ¨ohashi¨
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作者名：オカユ
| 作成日時：2019年6月17日 17時
