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貴方「両立だから中立。今も昔も私は灰色だから」
先生を見る。
貴方「これじゃいけない?」
殺せん「いいえ、貴女らしい答えです」
そう。白、表の世界だけに生きていないけれど、黒、裏の世界に生きるわけでもない私は、灰色。グレーなの。
そこがとても居心地が良い。
これは、どちらかを選べない、選ばない、無責任な話とは少し違う。
両方を選んで両方に注力する覚悟があるからこそ、どちらもを選ぶのだ。
この殺す殺さないの選択は、両方を選べる選択だから。
殺したくないけど殺したい。この気持ちに真っ直ぐと、嘘を付かないで向き合う。
殺意は真っ直ぐに、殺さない努力をしながら、殺す努力をしよう。
それでもこのクラスはどちらかを選ぶんだろう。
だったらその決まった答えに付いていく。
皆一丸に本気になる、それって凄く、いいじゃん?
今月一杯を殺さないことに、その後もし何も手立てがないなら殺すことに。
このクラスは、どちらだって全力をかけられるクラスだ。
貴方「ふふ」
2つともを全力で選び取れる。そんな皆になって良かった。
でもあの、冬の自由研究が宇宙ステーションハイジャックはちょっと、そう、ちょっと、ぶっ飛んでないかな?
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swl(プロフ) - 安蒜 佑さん» 感想ありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです!今後とも拙作をお楽しみいただければ幸いです。 (2022年10月7日 18時) (レス) id: 9ed30af1dd (このIDを非表示/違反報告)
安蒜 佑(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました!更新楽しみにしてます! (2022年10月7日 1時) (レス) @page6 id: 789e459cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mol/L | 作成日時:2022年9月30日 22時