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羽宮「グハッ!」
真一郎「あ?」
貴方「真一郎、警備には気を付けてって言ったのに。私が来なきゃ死んでたよ?」
真一郎「……クロか!?」
貴方「久しぶり〜」
3ヶ月ぶりくらいかな。久しぶりだね。
ただ再会を喜んでる暇ではないと思うぞ。
唸りながら起き上がろうとする強盗2の元に近付き、抵抗を無視して首裏に1発。意識を刈り取った。
場地「一虎!?」
貴方「気絶させただけだよ。真一郎、ガムテ」
真一郎「おう、ありがとな。ほれ」
そこら辺にあったのかすぐに手に取って投げられたそれでガッチガチに拘束する。
貴方「で、そこの強盗1、知り合い?」
真一郎「ああ。巻き込んで悪りぃな。圭介、なんでこんなことしたよ」
強盗1、もといバジ君にはもう盗む気力もないらしい。この様子なら真一郎が危険になることもないか。
ゴタゴタに巻き込まれる前ににーげよっ!
これってあれでしょ。血ハロの前日談。
はぁ、真一郎ここで死ぬはずだったのか。……マジで今日たまたまだけども来て良かった。運良いな私も真一郎も。
流石に日付けまで覚えてなかったし、今年とすら思ってなかった。
警備には気を付けとけとは言っといたけど流石真一郎、助言は無意味だったな。
なんかドッと疲れた。こういうのって救済とか言うんだっけ。あんま好きな言葉じゃないけど、でも出来て良かった。
なんだかんだ仲良くしてた相手だから、死んだら悲しいし。
真一郎「おい逃げるなよクロ」
貴方「じゃあね!」
真一郎「おい!」
巻き込まれたくないでーす!
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作者名:mol/L | 作成日時:2022年8月3日 20時