EXILE TRIBE短編集

Generations →Ryota.Katayose ページ3

涼太side



ファン「あのっ、片寄涼太くん、ですよね、？」


涼「あ、あの人違いです。すみません。」


ほんとにやめて欲しい。

最近こればっかりだって、。

少し街に出たらこれだ。

はぁ。やだ、な。



涼「はぁ…？！？！」


急に前からぶつかってきた1人の女の子。


その子は俺にぶつかったことに気づくと、


『ごめんなさいっ！！すみませんすみません！』


と何回も頭を下げる。その度に長い髪がなびいていい匂いがする。


涼「あ、あの、もう落ち着いて平気だから、ね？」



『い、いや、でもっ、』


？「おい！待てA！！どこにいんだ！」


『！！あ、あのすみません！いつかしっかりお詫びするんで！今日はすみません！失礼します！』



そういって駆け出してしまった。


Aちゃん、か。可愛いなぁ…


……？？



？「ったく、あいつどこ行ったんだよ…おい、そこの兄ちゃん」


涼「え？あ、ぼっ、僕ですか？」


？「さっきの女は」


涼「知りません」


？「あぁ？！知ってんだろ？！庇ってんじゃねぇよ！」



バッ


涼「！！…っ、いった…」


？「一発殴られてそれかよ。よっわ」





それには流石に腹が立った。



涼「お前、それもう一回言ってみろよ」


少し挑発気味に胸ぐらを掴んで言った。



？「？！な、なんだよ、結構鍛えてんじゃねえか」


そりゃ鍛えてるっつーの。


兄コマの時特に鍛えたし。



涼「お前にAを守る資格はねぇ。」



？「いい加減に…」



警「警察だ！事情調査させてもらう！」









涼「あの、もう大丈夫ですよ？」


『あのっ、ごめんなさい、迷惑ばっかりかけちゃって、』


涼「ん？全然！あ、あの、腕、血…」


『腕？あっ？！なんで血？！しかも服白いのに泣』



涼「俺んち近いから、寄って行ってください！軽い対象ですがしますから！」



『ありがとうございます、』









涼「…よし、これで大丈夫！」


『すみません、ありがとうございました、』



涼「っ、あのっ、」


『はい？』



涼「俺！君に一目惚れっていうかっ、あの、出会ったばかりでおかしいけど、付き合って欲しいんです！俺に君を守らせてくださいっ、」



『私も一目惚れでした。あの時もっと話したいなって思ってて、まさか、こういう形で喋れるなんてっ
私の方こそよろしくお願いします！』


そんな彼女をそっと抱きしめた。

ずっとずっと彼女を守ってみせる。

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