EXILE TRIBE短編集

Generations→Alan.Shirahama ページ1

亜嵐side




『亜嵐く〜ん！』



亜「A〜！来た！」



『遅くなっちゃってごめんね！』



このくそ可愛いフワフワした女子は

俺の初恋の子。Aちゃん。

ほんと可愛く天然で…ほんと可愛い!!

中学校からの幼馴染なんだけど、まだこの想いは変わらず、そして伝えられぬまま俺はEXILEに入って、


Aと会うことも少なくなって来てる。


だから、LDHに遊びにおいで！って言ったらちょこちょこ顔を出しに来てくれるから、亜嵐くん、すごく元気です。


『差し入れ！良かったらみんなでどーぞ！』

龍「ほんま〜？！Aちゃんありがと〜！」


裕「いただきまーす！」


隼「え！うまぁ！」


玲「ほんとだ！うま！」


メ「うめんでぃ！」


涼「いつもありがとね？Aちゃん！」


『いえいえ！お菓子作るのは趣味ですし、みんながまた喜んでくれたらなって！』


龍「いい子すぎやろ〜」

『///』

裕「敬語なんかやなくてええのに…」


『敬語慣れてて笑』


隼「亜嵐くん羨まし〜！」


亜「いえい」



『亜嵐くんはやっぱり幼馴染ってのもあって凄く話しやすいので！』




すごく話しやすいか。


まぁ要するに、“好き”って目線で見てもらえてないのかな…


俺は中学の時から、ずっとずっと好きだった。




〜中学生の頃〜



女「亜嵐く〜ん！今日一緒にお昼食べよっ？」

女「私も〜！」

誰とも別に一緒に食べようとしてねぇし。


はぁ…なんか疲れちゃう…。



『あの、大丈夫ですか？？』

亜「えっ？お、俺？」

『す、すみません！なんか疲れた顔してたから…』



亜「えっと確か…同じクラスのAちゃん？」



『はい！あの、もし疲れてるなら少し休んだ方がいいですよ！私なんかがすみませんっ』




亜「いやいや！全然！ありがたいってかほんとその通りだし！心配してくれてありがとう」


可愛い…ナデナデ…


『はっ、はいっ////』

亜「あっ、あ！ごめんっ！」

『いいえ笑白濱さんって面白いんですね！』

亜「っ///」






この時から俺の恋は始まった。

もう誰にも取られたくない。


亜「A、話が、あるんだけど…」

『ん？なに？ｷｬｯ!』


そっと抱き寄せてこう言った


亜「誰よりも愛してる。中学の時から好きでした。

俺と付き合ってくれませんか？」


彼女は涙を流して、俺を抱き返してこう言った

『よろしくお願いしますっ』

そんな可愛い彼女にそっと口づけをした。

俺の彼女は、贅沢なくらい可愛すぎます。

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