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JS「僕、もう一回シャワーしなきゃなんだけど。あ〜面倒だなぁ」
『や、それは、本当に、ごめんなさい』
JS「うん」
ふふふって笑いながら、濡れた髪をかきあげて、ぺろって舌舐めずり。
頭の横で囚われた手首は依然離してくれないまま。
そして、ぐっと顔の距離を近づけて、鼻先が触れそうなところで、
JS「────気軽に男を部屋に誘っちゃだめでしょ。 どういう事か、わかってる？」
囁いた。
『お、オッパ･･････、』
ああ、それがトリガーだったのか････と思ったけどもう遅い。
オッパの身体は重いし、心臓は煩いし、
じいっと射抜いて来るような妖しいオッパの瞳にどうしていいかわからない。
JS「僕も男なんだよね。Aは全く意識してないかもしれないけど」
『〜〜っ、近い、です、』
JS「お仕置きしてあげようか？ 今日はメンバーみんながいないから、僕の独壇場になるけど。 どうする？こうやって一晩中組み敷くのとか、どう？」
『おっぱ〜〜〜！！！！っ、』
ぐぐぐ、と手に力を入れて反抗しようとしても離してくれなくて、逆に楽しそうに目を細めてくるこの悪魔。
昼間男の人を撃退してくれた時とはまた違う色っぽいトーンで耳元で呟いてくるの、絶対確信犯。
頬に掛かるオッパの髪とか、
耳元に吹きかけられる吐息に熱く握られた手首、
はだけてる上半身、
次第に唇が近づいて来て、キスされる────
ぎゅっと目をつむった瞬間。
聞き慣れた音が部屋中に鳴り響いたから驚いた。
スマホの、着信音。
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作者名：七瀬 | 作成日時：2022年9月11日 15時
