【カゲプロ】もし、生まれ変われるのなら〜encounter〜【カノ】

16 意外 貴方side ページ20

……シンタローさん大丈夫かな？


っていうか、それよりも……


貴「……カノさん、大丈夫ですか？」


私は本人にしか聞こえないように、小声で言った


カ「！？……え？何が？」


……うん、大丈夫じゃないね


思いっきり慌ててるし


貴「カノさん、なんだか顔色悪いです……酔いましたか？」


カ「………………ちょっとだけ……」


……やっぱり。…………もう……


貴「……キドさん、カノさんがトイレ行くみたいなので、私もついでに行って来ます」


キ「おお、そうか。……迷うなよ」


貴「……迷ったらカノさんにお願いします」


カ「ええ！？……いや、それはいいけどさ……」


貴「じゃあカノさん、行きましょう」

……………………………………………………………

カ「……ごめんね、大分落ち着いたよ。ありがと」


あの後トイレに行くフリをして、


人混みから外れた所にあるベンチに来た


とりあえず、水分補給して休ませたんだけど……


貴「いえ、謝ることじゃないです。本当に大丈夫ですか？」


カ「もう平気だよ……というかよく気づいたね、僕欺いてたのに」


……と、歩き出してカノさんは言う


貴「なんとなく、です。よく人の顔色伺ってきましたから。カノさんが三半規管弱いのも初耳でしたし……」


カ「……それ、他の人に言わないでね？」


貴「言わないですw」





遥「……あ、２人ともこっちだよ〜！」


キ「遅かったな」


貴「やっぱりちょっと迷いました」


カ「ここ人多すぎww」


咄嗟に誤魔化して、カノさんと笑った


エ「あ〜面白かったwwこれで数ヶ月は退屈しないわww」


シ「…………もうほっとけ……」


セ「これからどうするっすか？」


ア「そうだね……」


確かに、この後の事を全く考えてなかった


一緒に回るにしても


それぞれ乗りたいものも違うと思うし……


うーん……


モ.マ『ペア分けしましょう/しよう！！！』


……ペア分け？


確かにペアで回れば効率も良い……


キ「……じゃあ、ペア分けして自由行動にするか」


エ『じゃあここはエネになって〜っと！早速ペア分け開始です！ちょっと待ってて下さいね！』


シ「……おいエネ、まさかそれ有料アプリ……」

エ『大丈夫です！ご主人の口座からバッチリ引いておきました！これ性能良いですよ〜！』


シ「おまっ……何しt(エ『さっきの動画……』ああ〜どうぞご自由にお使いください〜」


エ『そうこう言ってるうちに終わりましたよ！では発表します！』

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