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福岡に着いて、直ぐだった。
私が到着するのを待ってたかの様に、
おばあちゃんは、その寿命を全うした。
あ「暫く帰れない。ごめんね。」
雅『俺は大丈夫だからさ。ちゃんとお別れしといで。』
大阪でのコンサート1日目が終わって直ぐにこの事を伝えなきゃいけない事には戸惑ったけど、
暫くは東京に帰れない。
正直、家の事とか色々心配になるけど・・・
雅『あんまり無理しちゃダメだよ。』
あ「大丈夫。」
だと自分では思ってた。
というのも・・・
葬儀の準備やら色々あって、
バタバタと慌ただしく動いてた。
というか、動きっぱなし！！
なんで、ウチは親戚が多いの！！
なんで、こんなに参列者が多いの！！
悲しむ暇なんて全くない状態。
ただ・・・
葬儀ともなれば、久しぶりに会う親戚もいる。
「Aちゃんは結婚はしないのかい？」
えぇ。
確かに、私は独身ですが何か？
とか言いたいけど、
「今時の人はそうだよね〜。結婚が全てじゃないんだから。」
なんて年上の従姉からの援護をもらいつつ・・・
やっと落ち着いたのは、初七日が過ぎた頃だった。
おばあちゃんの家で、一つ一つ遺品の整理をする。
あ「凄い量。」
洋子「奥様の物ですから。」
和服から、アルバムなんかまで。
本当に色んな物があって。
1つのアルバムを捲ってみる。
昔は、お見合い結婚がほとんどだと聞いてた。
雅司は次男で。
元のお家は長男が継いで、おばあちゃんのこの家は隠居用で建てたと聞いてた。
因みに、おばあちゃんは再婚になる。
最初の結婚相手は、戦争で帰らぬ人となり。
その後、おじいちゃんと再婚した。
そう、聞いてた・・・
洋子「Aさんとどことなく似てるんです。」
あ「ホントだ。私っておばあちゃんにもちゃんと似てるんだ。」
白無垢姿のおばあちゃんと、おじいちゃんの結婚式だと思う写真。
ずっと言われてた。
「Aちゃんのドレス姿が見たいわぁ。」
だから、ウエディングドレスのスチール撮影で撮った写真を何度か送ってたんだけど・・・
その写真が、このアルバムに挟まってた。
洋子「気になってたんでしょうね。」
あ「・・・難しいんだよ。」
洋子「でも、潤さんから聞いてますよ。ちゃんと支えてると。」
今では、私の許可なしに、時々、この場所へと来る潤君は、洋子さんとも仲が良い。
私よりも連絡取ってるみたい。
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菜菜(プロフ) - おにおろしさん» ありがとうございます(^^) 他のお話もですが最近色々あり更新がなかなか出来ず申し訳なく感じてます。でも少しずつではありますが描いてますので更新の際はまた読んで頂くと嬉しく思います(^^) (2019年10月22日 12時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
おにおろし(プロフ) - 完結お疲れ様でした。離れた時もあったけど、やっぱり2人は一緒に歩んでいかなくちゃ！菜菜さん ゆっくりでもいいからこれからも書き続けて下さい。菜菜さんが書いた小説は読んでいて情景が浮かんできます 菜菜さんゆっくりでいいからこれからも書き続けて下さい！ (2019年10月21日 10時) (レス) id: 11865e54e6 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» 完結までありがとうございます。撒き散らしました(笑)本当の事は私達にはわからないけれど、でも、願望ですよね。彼らが幸せでるなら、私達も幸せだと思いたい。サードまでは時間が必要ですが、アレもコレも描かなきゃ！状態ですので、これからもよろしくお願いします (2019年6月8日 7時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ともさん» 完結までありがとうございます(^^) 色んな事があって、それを乗り越えて来たからこそ、今の2人になったんだと思って、私の願望を詰め込みました！サードまでは少し時間が必要ですが、これからも、よろしくお願いします。 (2019年6月8日 7時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
sallysally67(プロフ) - 完結更新、ありがとうございます。あれもこれも気になるーっ！！みんなに我慢をさせてるのが我々なんだろうなぁと思えて切ないけど、2人の絆を菜菜さんが書いてくれるから希望が持てる。メンバーそれぞれが守るものを、みんなが大切に思えればいいな。サード、楽しみ。 (2019年6月7日 21時) (レス) id: 1b779fcbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年5月21日 9時
