呼吸をしろと言われても、息はしてるよ（ドヤ【鬼滅の刃】

三十話『無意識、無自覚、無反応。』 ページ30

○月◎日 逆さてるてる坊主教(あきた)

竈門くんの妹の名前は禰豆子ちゃんと言うらしい。
妹子(いもこ)ちゃんと呼ぶことにした。
その妹子ちゃんはここ半年くらい目覚めてないんだけど、医者とかに診せても異常はないのだと話していた。
めちゃくちゃ眠り姫状態ではあるが、竈門くんは妹子ちゃんを人間に戻すためも含めて鬼殺隊を目指しているらしいから竈門くんのためにも早く起きてあげてほしいものだ。
やっぱり鬼ってよくからないな。
よく眠るのかな？
今日は白湯で心が幾分か落ち着けたからぐっすり眠れると思う。








あ月いう日 えお()

日記のつけかたがズボラになりはじめてきた今日この頃なんだけど、多分この日記は今日で終わる。
理由はここまで流れでやってきた鍛練のやらの最後を言い渡されたからだ。
天狗さんは今日唐突に「もう教えることはない」と言って初期の頃よく行っていたあいつとよくあっていた場所にある岩まで来て、さらにこう言った。
「この岩を斬れたら"最終選別"に行くのを許可する」…と。
なんの？と聞いていい雰囲気ではなかったので口噤んでいたけど、マジでなんの？なんの最終選別なん？？
もしかしてじゃあないけど鬼殺隊じゃないよね？あれ？あれ…なんか嫌な予感が……！
まあ、一先ず斬ろう()









「あいつ、いないのかな……」

岩を見上げ呟いた。

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