7号車4番ドアの貴方（紫）１

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『あ！わかった！！
Aじゃないっていう事は
平野の方か・・・』




またニヤニヤしてる



ゆ「どういうこと？」



『平野、絶対Aのこと好きだよ』




「またいい加減なこと言って」



『いや、今度こそこれは自信ある！！

だって、Aと仲良いのだって

全部平野からの一方通行なんでしょ？






それは１００平野、Aのこと狙ってるね』






「それは、私と去年同クラだったし
他の女の子と違ってべたべたしないから接しやすいんじゃない？

男友達みたいで！」





『でも私、平野と同中だったけど
Aほど仲良くないし
それに・・・』



まだ続けて話そうとしたが





ゆ「はいストーーーーップ！！」






ゆ「それはまた今度、話そ、ね？」


ゆかりが上手く嗜めてくれたおかげで


話は違う話題へと移った









神宮寺くんが、暗くなってるのに気づいて

私たちは駅に向かった






勝「みんな駅の方面どっち？」


『『『こっち！！！』』』



「「あっち！！」」







私と岸くんの声が被って2人で顔を見合わせて微笑む









岸くんと2人か、帰りの電車

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