第五章 記憶のかけら ページ9
明日はブラジルとの試合
朝少女はソファーで坂ノ上とホットミルクを飲んでいた
坂ノ上「明日は試合ですね!」
頑張るぞ!っと坂ノ上は意気込んでいた
それに対して少女は怖い?と聞きました
坂ノ上は戸惑う表情を見せました
そのあと俯いて
坂ノ上「…正直に言うと少し怖いです
オリオンの奴らが何をしてくるのか」
少女は坂ノ上の方を向いたまま何も言わない
坂ノ上「でも楽しみとも思います」
「…」
坂ノ上はソファーから立ち上がり言った
フットボールフロンティアに出るのが
俺の夢でした
けど円堂さんのお陰もあり俺は今世界にいるんです
心強いメンバーと一緒にサッカーしてるんです!
そう言う坂ノ上の表情はとても明るいものだった
坂ノ上は少女の方を向き言った
坂ノ上「何でも楽しまないと損だから!」
「!」
(「何でも楽しまねーと損だからな!」)
少女は胸元にあるペンダントを握り
少し俯いたが
すぐ坂ノ上の方を向き
言った
「頑張れ」
坂ノ上は驚いたがすぐ
坂ノ上「!はい!頑張ります!」
と言った
その頃少女を保護している家の息子
吉良ヒロトはパソコンに向かいなにかを調べていた
ヒロト「チッ役に立つ方法がねーじゃねぇか…」
こっちには時間がねーんだよ
そう焦った様子だった
その様子を部屋のドアから見ているものがいた
ヒロトの同室である
灰崎凌平だ
灰崎「…」
彼が見たのはヒロトの調べている姿
パソコンにはこう書いてあった
記憶を戻す方法
灰崎が見る限り自分自陣のこととは思えない
とすると誰の事を言っているのか…
灰崎の頭の中に1人浮かんだ
灰崎「…まさか」
少女の事が浮かんだようだ
灰崎は少女はアレスプログラムのせいだと思っていたが…
灰崎「記憶がないのか…?」
今この瞬間でアレスではない事を知った
灰崎には疑問が浮かんだ
ならばなぜ少女は記憶を無くしたのか
その理由を知るのは
5人の少年と1人のゲームマスターだけなのだ
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優芽(プロフ) - スペイン代表の名前なんですけど、ベルナルドではなくレイナルドではないのですか? (2021年8月14日 22時) (レス) id: 7884a4e300 (このIDを非表示/違反報告)
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