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「はー…」
「どうしたの、Aちゃん？」
リリコちゃんが心から心配そうに私を見る。
「廉にね、電話しても…
仕事だから出られないって、もうそればっかりで。」
「な、なるほど…」
「分かってるよ！ちゃんと分ってるけどさあ！
1分も余裕ない訳！？ってなるじゃん、もう！アンポンタン！」
「あはははっ、口悪いAちゃん久しぶり！笑」
ケラケラと笑ってくれる友達がいると。
まあ大したことないかって思えるから、心が軽くなる。
「出会った頃はあんなに永瀬くんのこと嫌いだったのに〜！
今じゃAちゃんの方がメロメロなんだね？笑」
小悪魔っぽくウィンクされていますけれども。
「いやっ、別に。元々嫌いじゃないし。
気に食わなかっただけで…、うん。」
「ま、昔が何にしろ、今は大好きなんでしょ？」
「…うん。」
私が爪を弄りながら頷くと、リリコちゃんがお腹を抱えて笑い始める。
「ちょっと！？なんでそんなに笑うの！？」
「ううん、嬉しくて！そんなAちゃんが可愛すぎて…！！あははっ、」
「…でもなんかさ、なんか。
私の気持ちだけが先走ってさ、空回りしてるっていうか。
廉は落ち着いて恋愛してる感じがあるのに。
…それが悔しい。」
「永瀬くんに全部話せばいいじゃん、ちゃんと話は聞いてくれる人でしょ？」
「それができてたら、ここでウジウジしてないっすよ〜！」
「そうだよね〜〜！」
「私の問題なんだよね、全部。
何かにつけて悩んでるのも、気にしてるのも。
…全部私だもん。」
窓の外を見る。
晴れているような雨が降り出しそうな。
イマイチな空模様の2月。
「ねえ、Aちゃん。」
「え？」
リリコちゃんが真っ直ぐ私を見つめる。
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*咲七波*(プロフ) - あやぴさん» コメントありがとうございます！更新待っていてくださってたんですね！？嬉しいです。涙 パート2も楽しんでください！またコメントお待ちしてます！ (2019年5月19日 0時) (
レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - これさ、とりあえずリリコちゃんと付き合いたくなるよね笑 私の気持ちわかってくれ過ぎて惚れちゃう笑 そして神くんついに本性出して来たな笑 この神くんのキャラ、昔しつこかった年下の男に似てて辛い笑 最初はいい子だったのに仲良くなったら急にＳになったとゆう苦笑 (2019年5月15日 14時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
あやぴ(プロフ) - ずっと更新待っていたので最近また更新してくださり嬉しいです♪移行後も頑張ってください♪楽しみに読ませて頂きます！ (2019年5月15日 2時) (レス) id: 159dcadd4e (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - お久しぶりですー！コメントありがとうございます！！更新やっっっとしました！お待たせしてしまって申し訳ない！笑 あきらめの悪いサラちゃん中々にいいですよね、私も好きです。笑 これからもよろしくお願いします！ (2019年5月9日 21時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - ひかるさん» そろそろ本腰入れて完結しなければならないので頑張ってます！笑 さすがに分かれる設定はないですね、ごめんなさい！笑笑 サラの直感は凄いのでね、主人公を導く大切な人物です。 神くんはとりあえず無いなあ、、もしかしたらこのあと出来るかも……？？笑 (2019年5月9日 20時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2019年1月21日 18時
