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「…」
「…」
車の中は沈黙ばかりで。
この感じも、なんだかデジャブを感じる。
「ねえ、」
「…あ？」
「私の友達なんだけど。」
「だから何？」
「だから何であんな態度取るの…！？」
「それお前、真面目に聞いてんの？」
「真面目だけど？」
私がそう答えると。
サラは私をチラッと見たあと、短い溜息を吐いた。
「Aが好きだからだけど。」
「…ッ、」
何度か来たことあるその言葉は。
何度聞いても、私の小さな頭をいっぱいにして。
何も考えられなくしてしまう。
「俺が好きな奴を好きな奴に良い態度取るバカがどこにおんねん。
…あ、永瀬がいたか。笑」
「な、何言ってんの。やめてってば。」
「やめないけど。
俺は、Aが好き。
だからアイツにも永瀬にもいい態度なんか取らないし、する気もない。」
「からかわないでってば。分かるよ、どんくさい私を笑いたい気持ちは分かるけど。
嘘でも、そういうこと言われると「ッ嘘じゃねえってば！！」
サラの大きな声が車に響いて。
エンジン音と共に消えていく。
「別に俺は俺の意思で勝手にお前の事を好きでいるだけだから。
気にする必要ねえし、むしろ気にすんな。キモいし。」
何なの、それ。
ねえ、もう。
分かんないよ。
サラが考えてる事。
「紫耀が、私。
…分かんないよ。」
「あいにく、分かってもらおうなんて思ってないから。
安心しろって。」
「ほんと、嫌いだよ。紫耀なんて…ッ、」
「残念、俺はお前が大好きだよ。」
何なのホント。
「…ッ、バカ。」
「お前が言うな。」
なんで私が涙を堪えてこんなこと。
「バーカ。」
「お前がな。」
「バカ、アホ。」
もっと真剣に怒りたいのに。
「間抜け。」
「腰抜け。」
「オタンコナスA。」
「サラサラストレート頭。」
「それ悪口か？笑」
「うるさいな！！悪口だし！！」
気づいたら笑っちゃって。
「あっそ、ホント馬鹿だな。」
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*咲七波*(プロフ) - あやぴさん» コメントありがとうございます！更新待っていてくださってたんですね！？嬉しいです。涙 パート2も楽しんでください！またコメントお待ちしてます！ (2019年5月19日 0時) (
レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - これさ、とりあえずリリコちゃんと付き合いたくなるよね笑 私の気持ちわかってくれ過ぎて惚れちゃう笑 そして神くんついに本性出して来たな笑 この神くんのキャラ、昔しつこかった年下の男に似てて辛い笑 最初はいい子だったのに仲良くなったら急にＳになったとゆう苦笑 (2019年5月15日 14時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
あやぴ(プロフ) - ずっと更新待っていたので最近また更新してくださり嬉しいです♪移行後も頑張ってください♪楽しみに読ませて頂きます！ (2019年5月15日 2時) (レス) id: 159dcadd4e (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - お久しぶりですー！コメントありがとうございます！！更新やっっっとしました！お待たせしてしまって申し訳ない！笑 あきらめの悪いサラちゃん中々にいいですよね、私も好きです。笑 これからもよろしくお願いします！ (2019年5月9日 21時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - ひかるさん» そろそろ本腰入れて完結しなければならないので頑張ってます！笑 さすがに分かれる設定はないですね、ごめんなさい！笑笑 サラの直感は凄いのでね、主人公を導く大切な人物です。 神くんはとりあえず無いなあ、、もしかしたらこのあと出来るかも……？？笑 (2019年5月9日 20時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2019年1月21日 18時
