4話 ページ5
「おいA」
「ウィッス三穂さん」
「なにお前轟くんと付き合うことになっとるんじゃ」
「ウィッス自分でも疑問っす」
みんなこんにちわ。
私は今ね、三穂さんのお部屋で吊るされてるよ、天井から。
え？なんでそんななってるのかって？
…聞いてくれよ。
あの後な、この手紙書いたの私じゃないんですって言おうと思ったらな、
繋いだ手を見ながら轟くんがすんげー嬉しそうに笑ってて
ぜんっぜん言い出せなかったんですわ。
「言ったら私の両親が爆発する」
「良心ではなく？」
「両親が」
爆発するほどの良心なんてとっくの昔に捨てたわゴラァ！(なぜかキレ気味)
「つぅかなんで手紙に名前書いてないんだよ三穂！書けよ！」
「だって恥ずかしいじゃあん♡」
「オメーそんな恥ずかしがり屋じゃないだろぉ↑が↓」
両手グーにして口元に持ってくんな。ぶりっこポーズ死ぬほど似合わねえぞ。
つかこちとら知ってんだぞ中3の文化祭の時に全校生徒の前でゴリラのモノマネしたこと。
「…いやそれとこれとは別やん？」
「名前書くのとゴリラやったら普通名前書く方やろ」
だめだ…こいつ理解できないって顔してやがる。理解できねえ。
死んだ目で理解不能な親友を見ていると、疲れたのか私を縛っていたツタが解かれた。
「んもおおおおおどうしよおおおおお」
その瞬間ヴォオオォオ、と呻きながら頭を抱えてうずくまる。
「なんならこのまま付き合っちゃえばいーじゃん」
「なんてか！！！それで良いんか！！！」
「…うん…面白いしアリかな！！！！」
「畜生！！！！とんだミーハー野郎だったッ！！」
あはは〜とあっけらんかんとした様子で、三穂ママの焼いたマフィンを頬張るミーハー野郎。
そんなゆるい感じでひとにラブレター渡すの頼むとかどんな神経しとるんですか。
「でもほら〜、こうなったら波風立てずに、轟くんがAに飽きるまでさ、待てば良いじゃない」
ベッドに転がり込んで、三穂は他人事のように呟く。
「飽きるまでかー…あの人モテるだろうし、そんなのすぐよね！」
「うむうむ、1番安全な綱を渡ろうな！」
…なんだか急に気が抜けた。
「あーーー三穂ママのマフィン旨えぇ…」
「だろぉ？」
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玲音 - 可愛いかよっ…ｳﾞｯ(心肺停止) (2018年7月9日 2時) (
レス) id: 89de5cc263 (このIDを非表示/違反報告)
山田中 - 紫苑さん» そうですよね、やっぱりお風呂って言えばluckyスケベですよね。縁はないんですけどね。好きです。 (2018年7月8日 14時) (レス) id: 516ccbe87e (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - セコム轟っょぃ。洸太くんこっち落ちてきたってことは…お察しですよね(ﾆﾔﾆﾔ (2018年7月8日 3時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - 山田中さん» はい。更新楽しみに待ってます。 (2018年5月12日 8時) (レス) id: 20aecf2dbb (このIDを非表示/違反報告)
山田中 - 鈴木美妃さん» ありがとうございます！とても励みになります…嬉しいです。最近忙しくてなかなか更新できなかったのですが頑張りますね！ (2018年5月12日 8時) (レス) id: 24db06f8bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田中 | 作成日時：2018年5月3日 23時
