【銀魂】真選組の小娘ちゃん ３

第117訓 ゴミはゴミの中に隠せ ページ33

銀「キャラ崩壊ヒドイよ葵ちゃん！葵ちゃんのキャラは純粋でいたいけな少女って設定だったでしよ！！！」

「十分純粋でいたいけな少女ですけど。」

銀「純粋でいたいけな少女は目潰ししません！！！」




旦那のせいでただでさえ溜まっていたイライラがさらに溜まる。このままじゃストレスで死んでしまう。そうだいっそのこと目の前のゴミを排除すればいいんだ。旦那という名のゴミを。

銀「葵ちゃんいつからそんな子になっちゃったの！？」





旦那は「ちょっとこっち来なさい。」と言って私の腕を引く。「アイスはぁ？」というおばちゃんの声も無視してどんどん進んで行く。


「触んなロリコン。」

銀「ロリータコンプレックスじゃありません！」

「略さずに言うところが気持ち悪いんですけど。」









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旦那に腕を引かれて連れて来られたのは公園。一体ここで何をしようというのか。それより純粋でいたいけな少女誘拐で逮捕だ。


銀「いいか。この世には二種類の人間がいる。それは目潰しをしていい人間としてはいけない人間だ。」

「じゃあ旦那にはしてもいいんですね。」

銀「いいわけねーだろ。俺みたいな綺麗な目をした奴には、目潰しはしてはダメだ。」

ベ◯サイユのばら並みに目をキラつかせてそう言う旦那。なんか周りもキラキラしている気がする。
でも所詮は旦那の目だ。

「旦那の死んだ魚のような目って、ゴミで出来てるんですよね。」

銀「そんなに酷い？」


そう言う旦那の目には、心なしか涙が溜まっているような。


「泣いてます？」

銀「いや、大丈夫だから。ちょっと目にゴミが入っただけだから。」

「ゴミにゴミが入っても痛くないと思います。」

銀「あ、あははー。ほ、本当だー。痛くないやー。あ、あは、あははー。」

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