消えた初恋、叶えたくて (ページ22)

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21. ページ22

side青木

バシャ…

…やってしまった

橋下「どうしよう…」

「大丈夫！急いで拭けば！」

拭いてはみたものの、絵はぐしょぐしょに…

相多「…なにそれ」

丁度そのタイミングで
あっくんと井田と咲良さんが戻ってきた。

橋下「あ、あの…私が…「ごめん！俺がやっちまったわ」…青木くん」

「直そうとしたんだけど、拭いたらぐしょぐしょになっちゃって」

相多「青木〜お前な〜ほんと使えないな笑！」

「すまん笑」

井田「まぁなんとか直せるだろ」

『こんなのきっとすぐ元通りだよ？笑』

井田って本当に優しいんだな…

一緒に作業する井田と橋下さん、

なんだ、心配しなくてもいい感じじゃん

休憩に井田と俺は自販機に飲み物を買いに来た

「お前部活あるんじゃねーの？」

井田「あー別に、文化祭の前日だし
こっちの方が大事だから」

「ごめん、俺別にわざとやったわけじゃないけど」

井田「知ってる。お前頑張ってたし、…あんま気にすんな」

ぽんぽん

「…気にしてねえし」

…俺が井田にときめいてどうするんだよ