消えた初恋、叶えたくて (ページ20)

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青木side

文化祭まであと1日。

「壊滅的にセンスねぇ」

クラスメイト「牛？って出てきたっけ？」

「馬！馬車！」

クラスメイト「え、やば」

「うるせぇ！ほっとけ！」

井田「手伝うわ」

「はぁ？いらん！自分のケジメは自分でつける」

そう言うと井田は俺の持っていた鉛筆をとった

井田「馬ならもっと首を長くした方がいいんじゃないか？
あと、こうやってたてがみをつけて」

「すっげぇ！めっちゃ馬じゃんこれ！」

顔を上げると井田と目が合った

「ん？なんだよ」

井田「おもしろいなお前」

「手助けは要らねぇって言ってんだろ！」

俺馬鹿っ！気を許してどーする

「おい俺の事より橋下さん手伝ってこいよ」

橋下「え？いや私なら大丈夫だよ？」

「おい井田橋本さん大変そうだろ」

井田「そうだな、手伝うよ？」

橋下「え？あ、ありがとう」

良かったね橋下さん

相多「あー！そんな重いの女子が運ばなくていいよ！
俺と井田でやっておくから！貸して貸して！
モブ貴族役で俺暇だし
運んどくから青木の手伝ってあげて！」

もう！あっくん邪魔！！

(※この後の青木と橋下さんのシーンは
少しカットさせていただきます。)