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竜胆「別に怒ってねぇから。つか、そんなこと気にしなくてもいいんだからな」
藍子「いや、あの、本当に…車に引き続いてご迷惑をおかけしてしまって…クリーニング代は、あの…」
竜胆「普通に洗濯すれば問題ないだろ。まじで気にすんな。車も服もクリーニング代は要らねぇから、な？」
藍子「それは駄目です！ケジメはつけないと！」
私がそんな簡単に頷くと思うか？
こういうことに関しては頑固やぞ
蘭「藍子。俺も竜胆も、んでココや三途もお前よりも稼いでる。他のやつもだ。お前にクリーニング代出してもらいてぇとか思ってねぇ。それは分かるか？」
子供を諭すように蘭さんは私に目線を合わせて話しかける
藍子「…ここまで断られたら、さすがに分かります」
あと、あんなナチュラルにブラックカード出されたら金持ってることも分かる
蘭「だよな。でさ、お前の家を燃やしたのも俺ら。それも分かるな？」
藍子「はい…けど、それは仕方ないことですよね？」
竜胆「そう思えるか？」
え、違うの？
…ん？私がおかしいのか？
蘭「んー、俺らは別に家を燃やす必要はなかったんだよ。燃やさなくても秘密裏に殺すことはできる」
藍子「なら、なんで…」
違う。燃やさないといけない理由があったのか。
…いや、燃やす必要はなかったって言ってた。
だとしたら…
藍子「燃やしたのは私の身内の勝手な行動だった…？」
蘭「まぁ、そう言ったらそうなんだけどな？」
竜胆「兄ちゃん。あの時のこと、ちゃんと藍子に話した方がいいんじゃねぇの？」
あの時とは昨日のことだろうか。
別に結果オーライって感じだから割とどうでもいいんだけど
蘭「藍子は聞きたい？」
藍子「んー、どうでもいいですけど笑い話っぽいんで聞きます」
竜胆「いや、そんな動機で聞こうとするなよ…」
藍子「面白ければなんでもいいです」
人の不幸は蜜の味っていうでしょ？
私にはそれと同じこと。
どうやって裏路地に連れ込まれたかは純粋に興味あるしな
蘭「藍子が聞きたいなら話してやるよ」
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菜々子(プロフ) - 月宮莉夢さん» ありがとうございます！ありがたきお言葉…！嬉しいです！ (2022年6月5日 23時) (
レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
月宮莉夢 - うん、神 (2022年6月5日 0時) (レス) @page17 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ATR214YSさん» こちらこそありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！頑張ります！ (2021年12月13日 0時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
ATR214YS(プロフ) - このお話好きすぎますっありがとうございます！更新頑張ってください。お疲れ様です！ (2021年12月11日 22時) (レス) @page35 id: 5cda5f5352 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます。分かりました。また後日貼らせていただきますね！ (2021年12月7日 21時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子 | 作成日時：2021年12月1日 23時
