検索窓
今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:104,542 hit

8 ページ10

奏良「あ、あの、澄川さん…」

澄川「ん、なんですか?」

奏良「さっきは、ありがとう。助かった」

澄川「お礼を言うのはこちらですよ。手当て、ありがとうございました」

奏良「そんなの当たり前」

自分を庇って怪我したんだ、当然だ

澄川「谷津重さんはもう帰るんですか?」

奏良「うん、そうだけど…」

澄川「では、また明日ですね」

また明日…言われたことない

来るなとかは言われたけど…

奏良「そうだね」

これ、夢じゃないよね?

帰ってベッドに倒れ込み、今日のことを思い出していた

『いまさらですが、調理実習の班に誘って迷惑じゃないですか?嫌なら言ってくださいね』

澄川さん、いい人だったな

『彼女の何を知ってそんなことが言えるんですか?』

自分のことであんなに言ってくれる人周りにいなかった

いるとも思わなかった

『私のこと、気持ち悪いとか思わないの?』

『え、どこがですか?別に何も思わなかったですけど…』

あんな真顔で言われるとか…

でも…

調理実習が終わったらきっと…接点なくなるよね

来年には関係も切れてるのかな…

そもそも、この目を見たら…

あー、なんだろう

今日一日話しただけなのに、そう考えるだけで寂しい

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
101人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

菜々子(プロフ) - 宇治抹茶さん» ありがとうございます。嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年7月8日 16時) (レス) id: ddff79cd95 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 面白かったです。続編早く読みたいです頑張ってください (2019年7月8日 7時) (レス) id: 758e7ee19b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:菜々子 | 作成日時:2019年7月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。