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入学式なんてつまらないものでただ話を聞くだけ
楽しい高校生活、か
教室に戻ると既にグループができている
私が入れるところなんてない
部活見学
写真部を見に行ったけど先生しかいなかった
なんで？
奏良「あの、写真部に入りたいんですけど」
「ん？あぁ、入部希望者？基本放任主義だから好きに写真撮ってたまにコンクールに出てくれたらいいから」
いかにもやる気のなさそうな先生
奏良「分かりました」
午前だけで帰れるのはありがたい
亮介「あ、奏良じゃん。久しぶり」
奏良「亮ちゃん…」
こんないきなり会うことになるとは思わなかったな
亮介「奏良も青道に来たんだ。家は？」
奏良「安いアパート借りてる。家、近く」
亮介「そうなんだ。よかったね、出れて」
奏良「ん」
亮介「でも、目は隠してるんだね。綺麗なのにもったいない」
私の左目が綺麗？
奏良「そんなこと言うの亮ちゃんか春ちゃんくらいだよ」
亮介「ねぇ、奏良。その目、ずっと隠しておくつもり？」
奏良「……分からない」
そんなの分かるわけない
私だって本当は…
1人でもいいから友達が欲しい
一緒に遊んでくれる、私の事を分かってくれる人が…
この目を気持ち悪いなんて言わない人がいたら…
奏良「そんな子がこの学校にいたら…」
そしたら私は変われるのかな…
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菜々子(プロフ) - 宇治抹茶さん» ありがとうございます。嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年7月8日 16時) (
レス) id: ddff79cd95 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 面白かったです。続編早く読みたいです頑張ってください (2019年7月8日 7時) (レス) id: 758e7ee19b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子 | 作成日時：2019年7月7日 20時
