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澄川「…じゃあ、シャワー浴びてる間に洗濯しちゃいましょう！」
奏良「え、それありなの？」
勝手に借りてもいいのか…
澄川「ありですよ。それなら谷津重さんも気を遣わなくていいと思います。あ、服乾くまで私のジャージ貸しますね」
まぁ、寮生活してる澄川さんに従ってた方が間違いないか
奏良「…なにから何までありがとう」
澄川「いいんですよ、別に。気にしないでください。谷津重さんとお話できる機会ができて嬉しいです」
眩しいな…
なんか、幸せな家庭で育った感じ…
シャワーか…痣とかどう説明しようか…
そう思っていたのも一瞬の事だった
奏良「…っ！」
体に痣…？傷もいくつかある…
澄川「…谷津重さん？あ、この傷ですか？…すみません、気味の悪いものを見せてしまいましたね」
奏良「違っ…そういうのじゃない…」
澄川「私の父、もういないんですけど、かなりキツイ人だったんですよ。その時にできたものなんです」
それ、キツイってレベルじゃない…
澄川「谷津重さん？」
奏良「わ、私も、お母さんから…いろいろされたことある…から、気持ち、分かる」
澄川「…ｸｽｯ 谷津重さん、優しいですね」
私の体の傷を見ても澄川さんは一言『頑張りましたね』って言って深く聞いてくることはなかった
それが心地よくて嬉しかった
深く聞いてくる人はいつも私の話を聞くと怖がって離れて行く
決して浅い関係になりたいわけじゃない
徐々に、ゆっくりした友達作りが向いてるってだけ
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菜々子(プロフ) - 宇治抹茶さん» ありがとうございます。嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年7月8日 16時) (
レス) id: ddff79cd95 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 面白かったです。続編早く読みたいです頑張ってください (2019年7月8日 7時) (レス) id: 758e7ee19b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子 | 作成日時：2019年7月7日 20時
