振り回される日々。 ページ9
Aside
「Aちゃん、バイバイ！」
「昨日は本当にありがとね！ 海人、バイバイ！」
そう言い合って別れてから、私は大きなため息をついた。
「A、明日空いてるよな？ 俺の家来いよ」
昨日、廉にそう言われてから、やたらと廉や海人との私の関係を考えてしまう。
海人は、すごく優しい。
昨日だって、涼のことを助けるために体を張ってくれた。
普段怖がりなのに、私がねらわれないように無理してたはずだ。
なのに、何で海人のことを本気で好きって思えないんだろう。
その逆で、廉はチャラチャラして女好きだし、いつも自分勝手だ。
いつも私に有無を言わせないし、振り回されるばっかりだ。
嫌い、なはずなのに好き。
廉のことなんて、嫌いになればいい。
もし廉を選んだら、海人の彼女ではいられなくなる。
毎日のおだやかな日常もなくなってしまう。
海人もモテるんだから、1回手放したらもう元には戻れない。
そんな危機を知りながらも、廉に溺れている自分に腹が立つ。
そう思いながらも、私は廉の家に向かおうとしていた。
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kakao(プロフ) - こんにちは、元櫻井柚樹です。覚えてらっしゃいますか?新しいアカウントで岸君メインで書き始めたので是非見てください。またお話してくださいますか? (2018年8月25日 0時) (
レス) id: 9240cc2fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ななかい(プロフ) - キャンディフレンズさん» ありがとうございます！ (2018年4月23日 1時) (レス) id: 93b24dcd2b (このIDを非表示/違反報告)
キャンディフレンズ(プロフ) - こんにちは！拝見させて頂きました！ (2018年4月21日 12時) (レス) id: 535c5774da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななかい | 作成日時：2018年3月20日 14時
