9話 ページ9
〜リンネside〜
リンネ「………随分と静かね」
電球が点滅する中、足音を殺しながらゆっくりと進む……
17年前のあの事件を知らなかったら、こんな事出来なかったかもしれないわね。
リンネ「早く行かないと、ボスが逃げてしまうわ」
そう決断して走り出し、目の前の角を曲がろうとすると、その先から誰かが来ていた。
リンネ「………!!」
?「っ……!?」
目が合ったその瞬間、懐から銃を取り出して敵の頭へ向けると、
リンネ「ベルモット……!!」
ベルモ「リンネ……クロムウェル!?」
どうする……このまま放っておけば、敵に知られて捕まるか殺される。
けど、今此処で殺したらボスの居場所を聞き出す事も……私の能力を使っても時間が無い。
ならばっ……!!
リンネ「ねえ、私と取り引きしない…?」
ベルモ「………取り引き?騙そうとしたって無駄よ!!貴女の嘘なんてこの私に通用しないわ!!」
リンネ「………私が言う事は嘘なんて一つも無い」
ベルモ「……!!」
かかった……!!悪いけど、これから先貴女を利用させてもらうわ。
リンネ「今このアジトは壊滅の状況に陥っている……勿論逃げても無駄よ、この島周辺でFBIと公安が待機してるから」
ベルモ「……それで、私に捕まれと?」
リンネ「違う、その逆よ。貴女を生かすと言ってるのよ」
ベルモ「そんな事できるわけ__!?」
リンネ「………できるのよ、それが」
270人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もっさん(プロフ) - 悠羽さん» ありがとうございます!銀魂の日記のネタを参考にしました!! (2019年3月30日 23時) (レス) id: 1335989aaa (このIDを非表示/違反報告)
悠羽(プロフ) - いつも楽しく読んでいます! 日記の下りはまさか銀魂!?めっちゃ面白いですっ! (2019年3月30日 23時) (レス) id: dc20c95a90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もっさん | 作成日時:2019年3月10日 14時