【名探偵コナン】証拠隠滅と捏造ならお任せあれ3

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《こちら警視庁特殊急襲部隊…SATだ！
君は完全に我々の監視下にある

速やかに武器を捨て投降しろ！！》


という声が外の方から聞こえてきた。



「銃弾をパイプの中に通して部屋に撃ち込むなんてどこで習ったんだよ…」


「僕にとってはAさんもライフル使えるって聞いた時の方がびっくりだったよ」


「…そんな事もあったな。」




そして兄貴の脅しで部屋から飛び出てきた犯人の急所をついて俺が仕留めた。




「俺が犯人を警察署まで車で運んでいる間に…


壁にめり込んだ弾丸1発処理しておいてくれ」


「ふぁぁ…りょーかい」


仕事終わりだしね、もう眠いよ俺。
こりゃこのまままた工藤家に居候だな


「あと割れた窓ガラスもな」


「はいよ


…俺を連れてきたのはそういう訳ね」


「それだけじゃないさ。何かしら力になってくれるだろう？」


「…」



「それより兄さん、…母さんのことなんだけど…

僕の彼女になかなか会ってくれないんだ…
電話にも出てくれないし…

Aも何か知らない？」



そりゃ身体が縮んで子どもの姿になってるからな。声だって少し変わってるし。



「…知らねーよ」


「俺が生きていることは話してないだろうな？」


「ああ…」


「心配するな…母さんにはいずれ会える…
(真実を覆い隠す組織(ヤツら)の霧が晴れたらな…)」




それから1人で色々始末した後、マンションを出ると…


着信が鳴った。




『仕事だ…A』


「…了解」




.



秀一side


「帰ってないんですか？」


「そうなのよ…秀一君と一緒かと思ったんだけど、違ったの？」


「…あ、すみません。少し前にメールが届いてました
"仕事"だそうです。今夜はこっちには来ないかと…」





ウェルシュウィスキー…


ハーブの香りが残る芳醇なコクと、樽の香りが染み込んだ飲み口の柔らかいウィスキー…



俺は今はバーボン一筋だがな…





「せっかくA君の好きな肉じゃが作ったのに〜
鯖の味噌煮だってあるのにー」


「彼は和食が好きなのか？」


「そうなのよ〜！何が好き？って聞いたら、
肉じゃがと鯖の味噌煮って答えたの！」





肉じゃが…鯖の味噌煮…



あいつの得意料理か…

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