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コナンside





トイレや公園周辺も探ってみたが特に変わったところはない。




公園で遊んでいる小学生も20人くらい。






「…あと1時間半か。」






「どうする昴さん、居場所もわからないんじゃ…



それに、取引の時にAちゃんも来るとは限らない」






その時、俺の携帯が鳴った。
予想外の人物だった。



俺は慌てて電話に出た。









「Aちゃん!?大丈夫か!!?」




『しっ…今、おじさん部屋から出て行ったの、すぐ戻ってくるかも、


コナンくん…助けて』





「ごめん…助けるよ!今どこ!?犯人はすぐ戻ってくるの?」





俺は声を抑えて聞いた。







『わかんない…』




「どんな特徴!?建物の中?」




『うん、、えっと、夕日が眩しくって、でも、工事の音がするの。ガガガガって…

あと……』




「外に何が見える?」




『…橋と川。』







すると…金属性の階段を上がる音が聞こえた。





『きた…助けて、コナンくん…』





「あぁ!待ってろAちゃん!」






『充電、少ないか…』ブチッ)






充電が少ないから電話を切ると言おうとした途中で切られた。犯人に気づかれて没収されたというわけではなさそうだ。







「何かわかったか坊や?」




「うん、十分だよ。夕日が眩しいってことは、恐らく西向きの窓のある部屋。その窓からは川と橋が見え、金属製の階段を歩く足音が聞こえた。それに、犯人が部屋から出てすぐにAちゃんが僕に電話をかけたのなら恐らく犯人はトイレに行ったんだ。」





「部屋から出なければいけないトイレ…



共同トイレのあるアパートという事か。」





「そう。あと、工事中の音がするって言ってた」





「十分だな





さすが降谷くんの妹だ。」

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ふー(プロフ) - 桜桃さん» ご覧くださってありがとうございました!これからもよろしくお願いします!! (2019年6月21日 0時) (レス) id: 64d176cfc7 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございました!! (2019年6月21日 0時) (レス) id: 64d176cfc7 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃 - 妹ちゃんいちいちカワイイ(*´ω`* 完結は淋しいですが、新しい物語が出来たら、読ませていただきます。 (2019年6月19日 18時) (レス) id: 100c264cb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 完結した!!面白かったです!! (2019年6月19日 15時) (レス) id: 91bd264ad6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふー | 作成日時:2019年6月14日 18時

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