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side:轟
「轟くんどうかした？さっきから箸止まってるよ」
一緒に昼飯を食べていた緑谷に指摘され、ようやく自分が考え込んでいたことに気づく。
「お、わりぃ」
勧められた生姜焼き定食を食べながらも、目線は茨原、爆豪ら一行が座る一つ向こうのテーブルである。
「Aちゃんの方見すぎなんとちゃう〜〜？」
「かわいいんだから、そりゃ見るだろ」
「2人ってかなりのバカップルだよね……」
突然だが、俺には最近悩み…というか疑問がある。
『ごちそうさまでしたー！』
「お、茨原もう食べ終わったん？」
『今日の5限は戦闘系だし早く
「たしかにね。んじゃいってら〜〜」
そう、茨原が昼飯を食べ終えると決まって姿を消すのだ。
付き合う前から度々どこかに行っていたが、夏休みが明けて2週間は毎日決まっていなくなっている。
どこに行ってるのか、何をしてるのか。彼氏なら当然気になるだろ
「わりぃ、尾行してくる」
「轟くん？？！！」
残りの蕎麦を急いで完食し、席を立つ。驚いている緑谷たちを残し、茨原の後をこっそり追った。
・
・
・
「中庭………？」
ついた先は日の光が柔らかく差し込む、寝心地のよさそうな場所……って。
＿＿＿＿＿そういうことか
「おまえ、いつもここで寝てたのか」
大きな木のそばで横になっている茨原を見つけ、ようやく理由がわかった。今は彼女のエネルギー補給の時間なのだ、と。
『と、とどろきくん？？！なんでここに…？』
「昼飯食い終えるたんびに消えるからどこ行ってんのかと。ていうかなんで教えてくれなかったんだ」
『えぇ教えてくれなかった、って聞かれたことないよ……』
茨原は困ったような顔をした。たしかに、聞かれなきゃ教えらんねぇよな。
「あんまり無防備すぎるのも良くねぇから、次から寝る時は俺を呼んでくれ」
『いやっ、でも！轟くんいたらドキドキしすぎて寝れないよ！！』
「眠りを妨げるようなことはしねぇし、傍で見守ってるから」
こんな可愛いやつが寝てたら、何されるかわかんねぇし。寝ている間に他のヤツに触られてたらと思うと俺も気が気じゃねえ
『んん…じゃあ、お言葉に甘えて……？』
「あぁ、そうしてくれ」
この日から俺にとって昼休みは"彼女の寝顔を眺める至福の時間"へと変わったのだ。
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莉緒(プロフ) - 冷さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです😭💓冷さんの言葉を励みに更新頑張りたいと思います！ゆっくりにはなりますが、待っててください！！ (9月23日 6時) (
レス) id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
冷 - もう本当っ大好きです♡ヒロアカの夢小説で最初に出会ってそれからずっと好きです！応援しています！続き、楽しみに待っています！ (9月20日 16時) (レス) @page13 id: b5ed420d1a (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - コメントありがとうございます！一気読みしてくれたの嬉しすぎます💓💓精一杯頑張るので更新お待ちください！ (8月29日 15時) (レス) id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
ハッピーターン食べよ(プロフ) - 思わず一気読みしちゃいました。続き楽しみにしてます！ (8月29日 9時) (レス) id: 4129a41c73 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - するめさん» コメント励みになります。ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるように頑張ります💓 (8月9日 11時) (レス) id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n484r | 作成日時：2024年7月22日 19時
