36本目 ページ37
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レシーブ,トス,スパイク,ブロック,レシーブ……
続いていくラリー,集中力をボールへ注いだ。
ブロック3枚,私を含めた残りの3人はブロックカバーのために構える。
次は左へ来る,ブロックは振られる,そしてトスは…。
そんな考えをしているときに,ふと頭の中で先ほど男子チームがゲームをしていた時のプレーが再生され自身のプレーと重ねられる。
重ねられた私のプレーと男子チームのプレー。
けれどサーブやスパイクの時のように,フォームが重ねられているのではなく視点は真上でコート上でプレーする6人全員の位置と重ねられていた。
ブロックはぴったり重ねられているが,ブロックカバーをする私たち3人は,男子チームより大きくブロックに近づいていた。
再生された男子チームのプレーでは,相手のスパイクがブロックに当たりボールは大きくコート外へ。
私たちのようにブロックに近すぎなかった彼らは,ブロックに触れたボールを追いかけセッターに繋げることができていた。
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無意識に再生された映像のおかげで自身のブロックカバーが前に出すぎていたことに気が付き,急いで後ろに戻る。
視界に映る相手のスパイカーは力いっぱい腕を振り下ろそうとしていて,スパイクがブロックに触れた後大きく後ろへ飛んでいくことが分かった。
運良くスパイクが打たれるまでに後ろに戻れた私はブロックに当たり大きく飛んだボールをキャッチすることができ,その後チームがスパイクを決め点を獲ることができた。
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ミニゲームに勝利した私たちはコートを出る。
「A!!さっきナイスレシーブだったよ!」
岩坂さんが私の肩を叩き,声をかけてくれる。
「ブロックカバー前に出すぎてたの良く気が付いたね」
笑う彼女に,先ほどの不思議な出来事を思い出す。
前は故意的に頭の中で再生させ自身のプレーと重ねていた記憶。
全く意図せず,しかもあのような視点で再生されるのは初めてだった。
濃く映された記憶に疑問を抱くも結果オーライだったのだから良いか,と思い考えるのをやめて「ありがとうございます」とお礼を言った。
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雪 - 43ページ42本目文章おかしいです (2019年11月17日 20時) (
レス) id: e28ee6ef13 (このIDを非表示/違反報告)
21子(プロフ) - 更新めちゃめちゃ楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 21時) (レス) id: fe40dbd9a4 (このIDを非表示/違反報告)
リタ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2019年11月13日 16時) (レス) id: 46e4a96814 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 更新ばり楽しみです (2019年11月7日 23時) (レス) id: 5c2b6ff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるん(プロフ) - コメント2回目です笑夢主のバレーがどう成長していくけ楽しみです！落ちも楽しみです…笑更新頑張ってください！ (2019年11月7日 22時) (レス) id: 1f4ce4e8e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海獅子
| 作成日時：2019年11月4日 17時
