本当の母は ページ13
黄
大毅にはまだ幼い頃から神山さんに会わせてきた。
小学校になった時なんで？ってならないように。自分で理解ができるように。
それが良かったのか、おかんは？と聞いてくることはなかったし、誰が産んでくれたのかも理解しているようだった。
それでもある時、やはり問題は生まれてくる。
中学の時やったかな。
赤「産んだのはおかんちゃうんやろ。俺におかんの遺伝子なんて一個もないんやろ。そんなん、家族じゃない」
何が嫌でそう言ったのか、わからないけれど。
学校で何かあったのか。自分の頭の中で整理がつかなかったのか。
大毅はそう言って家の外に出てしまった。
もちろんそう言われた照史は悲しむし、自分を責める。
自分が女やったら大毅を産んであげられたのに。男の人と恋しなければ良かったのに。
って。
精子を提供したのが俺やから、照史の血は確かに何もない。それやけど、様々な手続きを経てちゃんと家族のかたちである俺ら。
当時は、
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佑妃奈(プロフ) - 嫌な瞬間続いてほしいです!! (2022年11月9日 14時) (
レス) id: 16d0b47c95 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - おともだち、続いて欲しいです!! (2022年9月29日 16時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんときん | 作成日時：2022年8月21日 21時
