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あなたside
「詩〜そろそろ行くよ〜」
あのあと3日後に予約を入れて、
今日がその2回目の歯医者さん。
詩「ママ！かーどは？」
「あっ、そうだった！」
詩「うた、じぶんでもつ！」
これから歯医者さんに行くというのに、
詩はなんだか少し嬉しそうで…
「はい、落とさないでよ？」
詩「うん！」
村上先生からもらった
詩専用のポイントカードを
大事そうに両手で握りしめてる。
「もう…
これからどこ行くか分かってる？(笑)」
詩「むらかみせんせーのところ！」
うーん…
まぁ間違ってはいないけど…^^;
でも、この前は家を出る前から
グズってたことに比べると、
かなり大きな進歩。
詩「ふ、ふぇ…っ…(涙)」
待合室で待ってるときまでは
余裕そうにニコニコしてた詩も、
やっぱり診察室の雰囲気には
耐えられなかったみたいで…
抱っこして診察室に入った瞬間
聞こえてきた"キュイーン"っていう
歯医者さん独特の音に、
すっかり泣き顔になってしまった。
『一番手前のイスで待っててくださいね。』
「はい…」
座るのは無理そうだから…
このまま、抱っこしててもいいかな…。
詩「ママぁ…っ…かえる…(涙)」
「うーん…まだ帰れないかな〜^^;」
さっきまでの余裕はどこへやら…(笑)
村「どーもどーも、こんにちは〜^^」
「あっ…先生…こんにちは^^;」
少しするとすぐに村上先生が来た。
村「こんにちは、詩ちゃん。
なんや、泣きべそか？(笑)」
詩「んんっ(涙)」ｷﾞｭｯ
「ここに来る前は
ニコニコだったんですけど…;;」
村「まぁ、診察室の雰囲気って
楽しいもんではないですからね^^;
ちゃんとカード持って来てくれたん？」
詩「…っ…(涙)」ｺｸﾝ
村「偉いなぁ、
忘れもんなしの優等生や^^(撫」
「…家では"村上先生のところ行く！"って
嬉しそうだったんですよ…？」
村「えっ、そうなん？(笑)
それは嬉しいなぁ^^」
今はこんな感じだけど、ね…(汗
村「せや、詩ちゃん。
先生な、約束通り可愛えシール
用意したんやで？
ちょっと見てや〜^^」
先生はポケットから
小さくて可愛らしい缶を出して。
蓋を開けると中には
動物だったりお花だったり、
フレークタイプのシールがたくさん。
詩「わぁ…(涙)」
村「どうや！可愛えやろ！」
詩「…(涙)」ｺｸﾝ
詩もシールに興味津々で…
村上先生は本当に子供の扱いが
上手だなって思った。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき - このお話は続編書く予定ありますか？続きが読んでみたいです！！ (2019年12月6日 5時) (
レス) id: 01c718ac19 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» なんもです！！！ はい！！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ひろみさん» お返事遅くなり申し訳ありません;;ヒナちゃん担さんに楽しんでもらえて安心しました(*´-`)笑 最後までお読みいただき、ありがとうございました！ (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - Aiさん» お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)紫さんのお話私も楽しく書かせていたので、きゅんきゅんしていただけて嬉しいです！最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^) (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 私、マルひな担なので、このお話ほんとにキュン死するかと思いました…… (2019年11月11日 7時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年8月25日 20時
