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あなたside
村「そしたら今日は
もうちょい先に進むで？
この前歯磨きしたときみたいに、
あーんってお口開けて
先生にお口の中見せてほしいねん。」
詩「…っ…」
村「そしたらな、
先生が詩ちゃんの口の中に
悪いヤツはおらんかな〜って探すから。」
詩「……どうやって…？」
村「使うのはこの鏡と風さんだけや。
持ってみるか？」
詩「……」
先生は実際に診察で使う道具を
詩に見せたり触らせたりして
説明してくれる。
村「痛そうなんついてるか？」
詩「……いたいの、ない…」
村「せやろ？
ぜーったい痛いのないから大丈夫！
頑張ってお口あーんできる？」
詩「うん…」
村「おっ、ほんまか！
ほな、この前みたいに
すこーしだけイス倒すで？」
詩「(ﾋﾞｸｯ)んっ…ママ…っ…(涙)」
「大丈夫大丈夫。おてて繋いでてようね？」
詩「んっ…(涙)」
村「詩ちゃん、先生目ぇ悪いから
電気つけてもええ？(笑)」
「おめめ……みえないの…？(涙)」
村「ちょっとなー、
暗くてよう見えへんねん(笑)
明るくしてもええかな？」
詩「うん……いいよ…」
村「ありがとうなぁ(笑)
ほなお口あーんしてな〜」
詩「あ…(涙)」
涙目になって、身体はガチガチだけど
すごく頑張ってる詩。
村「風さんシューってするで〜」
詩「(ﾋﾞｸｯ)んっ…ふぇ…っ…(涙)」
村「泣かんよ〜詩ちゃん。大丈夫やで〜」
村上先生は一通り詩の歯の状態を見たあと、
ライトを消してイスを起こした。
村「はい、ええよ。お口ゆすいでな〜」
詩「ん…っ…(涙)」
村「偉いなぁ、泣かんとできたなぁ！(撫」
詩「…っ…(涙)」
村「次はな？
歯の写真撮らせてもらいたいねん。」
詩「……しゃしん…？(涙)」
村「ちょっと一緒に別のお部屋行くで？
よいしょっと。
お母さんも一緒に来て下さいね〜」
「あっ、はい…すいません;;」
村上先生は詩を抱っこして歩き出した。
今日の村上先生はなんか…
いつもよりどんどん先に進める感じ。
村「ここが歯の写真撮るお部屋やねん。
なんも怖いことせーへんからな！
ちょっとだけ頑張ってじっとしてられるか？」
詩「うん…(涙)」
レントゲンを撮影する一瞬だけ
詩を一人にしないといけなくて…
詩「んんっ…ふえぇっ…(泣)」
村「ごめんごめん、一人嫌やったな〜(撫」
心細くなって泣いちゃった詩を
村上先生はまた抱っこしてあやしてくれた。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき - このお話は続編書く予定ありますか？続きが読んでみたいです！！ (2019年12月6日 5時) (
レス) id: 01c718ac19 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» なんもです！！！ はい！！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ひろみさん» お返事遅くなり申し訳ありません;;ヒナちゃん担さんに楽しんでもらえて安心しました(*´-`)笑 最後までお読みいただき、ありがとうございました！ (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - Aiさん» お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)紫さんのお話私も楽しく書かせていたので、きゅんきゅんしていただけて嬉しいです！最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^) (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 私、マルひな担なので、このお話ほんとにキュン死するかと思いました…… (2019年11月11日 7時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年8月25日 20時
