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◎ゆるくいこうよ- 10 ページ10
「というわけで、色々となかったことにして頂けると……」
カフェに連れ込んだ水内をあの手この手で問いただすと、なんと須貝さんと水内は同じ高校だったという。
同じ高校のOBとして受験相談などでお世話になり、入学後も多少の交流はあるのだそう。
クイズ研究や動画のこと、「イザワさん」のことも須貝から聞いていたが、まさかその「イザワさん」と俺が同一人物だとは思ってもいなかったらしい。
「悪絡みしてすみませんでした……お忙しい方だとも聞いています……本当にすみませんでした……」
「別にそんなに絡んでなかったじゃん。なんでそんなに謝るの」
「人前に立つ商売の大変さは須貝さんから聞いてますので……」
挨拶もそぞろに去っていく水内を、俺は呆然として眺めていた。
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作者名:ななほし | 作成日時:2021年1月20日 2時