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◎ゆるくいこうよ- 9 ページ9
明らかにブログっぽいものも書いているし。
やっぱりそうだったのかあ、と頭を抱える水内に、俺は何も言うことができなかった。
「須貝さん……伊沢くんの知り合い……」
見るからに困った顔をする水内。頬を赤くしたり白くしたり、忙しい。
色々と突っ込みたいことはあるが、とりあえず黙って水内の様子を見る。
水内はしばらく思案を続けた後、うん、と何かを納得したように頷き、
「じゃ、また!」
と大きな笑顔で元気よく挨拶し、去って行こうとした。
「いや、まてまてまて」
水内の首根っこを掴んで引き止めると、水内は「うえっ」と変な声を出して止まった。
「ナニカゴヨウデスカ……」
「この流れで用がないと思う方がおかしい」
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作者名:ななほし | 作成日時:2021年1月20日 2時