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その表情を見た時に感じた、キュン?ズキュン?ドキュン?という初めての感情に、咄嗟に自分の手を胸に当てた。
漫画みたいなこんなわかりやすいリアクションをしてしまった俺。
「あっ、Aお疲れ〜!大変だったね!」
茜は彼女の方に視線を向けてて、幸いにも俺の反応には気付いてなかった。
「ビールでいい?」
「あ、うん!」
タイミングよく追加で頼んだビールを持ってきてくれた店員に「もう1つビールお願いします」って茜が注文する。
「藤ヶ谷さんもごめんなさい。
遅くなってしまって…」
「あ、いえ…」
彼女の口から急に俺の名前を呼ばれたことにドキッとして伏し目がちに彼女を見ると、着ていたジャケットを脱ぎながら茜の隣に腰掛けた。
少し前かがみになった時に白シャツの襟元から見える華奢なネックレスが揺れて俺の意識も一瞬持っていかれる。
まだビール1杯しか飲んでないのにフワついてるー…
「あっ、ねぇ!
Aのビール来たらテラスに移動しない?」
「テラス?」
「うん、ほら!
ここテラスでも飲めるの!」
さっき俺にしてくれた説明と同じことを言いながら窓の方を指差す茜。
それに合わせて視線を向けた彼女は「わっ、すごーい!」って拍手しながら感動してる。
そんな仕草も表情も意識してやってるなら相当のあざとさを持ってると思う。
「茜が選んだの?このお店」
「そう!」
「雰囲気いいね〜!
私も使わせてもらおう!」
桜を眺めながら彼女が呟いた一言。
今その視線の先には誰を想ってるんだろうと思わずその横顔を見つめた。
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珠美(プロフ) - 美月さん» 美月さん*この作品も読んでいただき、ありがとうございます(*^^*)こういう小悪魔女子に憧れて書いてみました!コメントいただけて嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いします! (2021年9月6日 7時) (レス) id: dad748ef2d (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 珠美さん、こんばんは(^^)こちらの作品も拝見させていただきました!!藤ヶ谷さんを翻弄してしまう主人公ちゃん、やりますねー(笑)こちらの展開もとっても楽しみです!どの作品も本当に素晴らしい!!方々にコメント失礼いたしました<(_ _)> (2021年9月5日 22時) (レス) id: 0eb5a1c4e3 (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - ぺこさん» ご指摘ありがとうございます!!!本当ですね…!致命的なミスをしてました(T_T)失礼しました。すぐに訂正いたします! (2021年8月27日 14時) (レス) id: dad748ef2d (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 太ちゃんじゃないですか? (2021年8月27日 13時) (レス) id: 9baa58e5fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠美 | 作成日時:2021年8月26日 9時